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2019年12月29日(日)【万城目学さん】の「bpm」

『PEOPLE』5週目
2019年12月29日(日)【万城目学さん】の「bpm」
2019年12月29日の『PEOPLE』は、小説家の万城目学さんにお話し頂きました!~万城目学さん プロフィール~ 一九七六年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。 化学繊維会社勤務を経て、二〇〇六年に第四回ボイルエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。 その他小説として『鹿男あをによし』『ホルモー六景』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『偉大なる、しゅららぼん』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』『バベル九朔』など。 著書の多くがドラマ化、映画化されている。 またエッセイに『ザ・万歩計』『ザ・万遊記』『ザ・万字固め』などの著書がある。■まずは最新作のエッセイ『べらぼうくん』について紹介! 『べらぼうくん』万城目学著 文藝春秋 ⇒詳細はコチラ!(文藝春秋HPへ)第一章「べらぼうくん、浪人する」 第二章「べらぼうくん、京大生になる」 第三章「べらぼうくん、就職する」 第四章「べらぼうくん、無職になる」 の四章立てで、万城目さんが高校卒業から小説家になるまでのストーリーが書かれています。○どんな本...? ⇒今までのエッセイとは違い、断然統一感のあるものに仕上がっているとのこと。 万城目さんは、うまくいっていない、不幸なテイストが多いエッセイの方が面白いと考えているそうですが、今回の『べらぼうくん』は、全編を通して「うまくいっていない」話が書かれているそうです。○連載中の反響は...? ⇒頂に残っているエピソードは、エッセイの中で『就職した時、寮の同屋の人に出身大学を聞いたときに、"一応東大"と言われて、"一応"って何?』というエピソードを書いたとき、 その翌週に、編集部に『東大生はなぜ「一応、東大です」と言うのか?』という本が届いたそうです。何者でもなかった、どこにでもいるような青年が、試行錯誤しながら小説家になる様子を描いた本作。 毎日モヤモヤしながらも、日々考えながら頑張ってる人に読んでいただけると、何かしらのヒントになるかもしれない、そんな本になっています。 是非、お手に取ってみてください♪■万城目学さんの好きな「BOOKS(本)」は...?○昔から本が好きだった万城目さん。 ⇒「次どうなるんだろう?」って、ページをめくっていくような、輪郭がはっきりした本が好きだったとのこと。万城目さんいわく、ガンダムの作者、富野由悠季さんが「男っていうのは、10歳くらいの時に好きだったものに戻る」ということをおっしゃっていたそうで、 確かに、今万城目さんが書いている小説は、小学校の頃に好きだったものを書いていると気づき、ハッとしたそうです。しかし、ずっとそういう本を読んでいたわけではなく、夏目漱石、芥川龍之介、中島敦...といった方々の近代小説も好きで読んでいたそうです。○普段本を読まない方にオススメの本は...? ⇒まずは夏目漱石の『坊つちやん』がオススメだそう。 夏目漱石の本は、どれもオススメですが、特に『坊つちやん』はページが少ないので、本気で読めば2時間かからずに読めるとのこと。 一見難しいそうな印象ですが、実は読みやすくて、しかも面白い。 その上、夏目漱石は音楽でいうところの「ビートルズ」的なポジションで、夏目漱石を入り口に読書を始めると、その後幅を広げやすいとのこと!■万城目さんの好きな「MUSIC(音楽)」は...?○自身の作品と音楽について。 ⇒万城目さんは、作品を書くとき、オープニングとエンディングの曲と映像をイメージしているそうです。 例えば、『鴨川ホルモー』のエンディングは、サニーデイ・サービスの『青春狂騒曲』だそうで、 鴨川のほとりを主人公たちが歩いていて、カメラマンは後退しながら撮っていて、天気が良くて、そこで『青春狂騒曲』がかかって...という具体的なイメージがあるそうです。また、『とっぴんぱらりの風太郎』という忍者のお話は、物悲しい感じで終わるそうで、 Jane Birkinの『Yesterday Yes a Day』をかけて、切ない気持ちになりながら執筆したそうです。でも、普段執筆するときは、歌詞が無いジャズやクラシックを聴くそうですよ。○万城目さんが昔から好きな音楽は...? ⇒万城目さんは中学の頃から愛してやまないのが「CHAGE and ASKA」。 メロディーも好きですが、歌詞の世界が特に好きだそうです。 例えば、『モナリザの背中よりも』という曲では、「振り向いてくれない君の気持ち」を「モナリザの背中よりも遠い」という例えで表現しています。 この絶対見ることのできない「モナリザの背中」という表現は本当に素敵ですよね。 万城目さんも小説を書くときに、「モナリザの背中」のように、しっかり考えた表現ができているか、と、立ち止まって考えることがあるそうです。<Play List>・M①NOW AND THEN ~失われた時を求めて~ / My Little Lover ⇒万城目さんが朝5時に聴きたい曲。・M②青春狂騒曲 / サニーデイ・サービス ⇒『鴨川ホルモー』のエンディングをイメージするならテーマはこれ!という曲。・M③Waltz for Debby / ビル・エヴァンス ⇒高校生の時、友達に「毎日聴いても飽きないからジャズのお米と言われている。」とオススメされたビル・エヴァンス。 あれから25年くらい経った今、「ビル・エヴァンス ジャズのお米」で検索したところ、ヒット0件で、「あれはどこの情報だったのか?」と気になっている。・M④トロイメライ / アンドラーシュ・シフ ⇒5年前から通っているピアノ教室の課題曲。教室に入るときに、最初にやりたいと言ったほど好きな曲。・M⑤LOVE WARS / 松任谷由実 ⇒最近、90年代の曲を聴くのが万城目さんの中でブームとのこと。 この曲は、90年代当時の恋愛観がはっきり表れている曲です。・M⑥WALK / Chage & ASKA ⇒万城目さんが中学生の頃から大好きなChage & ASKAとの最初の出会いの曲。JFN PARK音声コンテンツで、放送内容の一部を聴くことができます! 音声コンテンツは⇒コチラ!

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