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2024/3/17 自分たちでソメイヨシノのクローンを作ろう!
里山ZERO BASE コラボレーションラジオ 『Sato Note』
- 温かい日も増え、日に日に、春の足音を感じている方も多いのではないでしょうか。今日もやってきたのは千葉県君津市にある“きみつのさんぽ道”!この場所にも、春の花がチラホラ、見ることができます。コブシ、モクレンの仲間、そして、日本の代名詞でもある桜!!🌸今回は、そんな桜に注目!ワクワクキーワードは「自分たちでソメイヨシノのクローンを作ろう!」

万里恵さん:凄いことを言ってる。作れ・・・る?ドクトル:ソメイヨシノがどうやって増えているのか?は知っている方も多い。人がソメイヨシノの分身を使ってどんどん増やしている。その分身の術=接ぎ木 の技術を使って、今回、サトノートでソメイヨシノのクローンを作ってみようと思います。きみつのさんぽ道にあるソメイヨシノが植樹された場所まで移動。今、お2人の目の前には立派なソメイヨシノが!
今回、サトノートでは、このソメイヨシノの枝を少しばかり拝借し「接ぎ木」の技術を使ってクローンを作っていきます。
そもそもソメイヨシノって?江戸時代、エドヒガンザクラとオオシマザクラが自然交配し偶然できたのでは?と言われている。あまりにも素晴らしかった桜を、今の豊島区にある染井村の庭職人が目をつけ、増やしていった、と言われています。特徴は?エドヒガンザクラは、小ぶりで濃いピンク色の花。葉っぱが出る前に花が咲く。オオシマザクラは、大ぶりで白い花。花と同時に葉っぱが出る。ソメイヨシノは、両者のいいとこどりをした桜。葉が出る前に、淡いピンク色の花が咲き、たくさんの花をつけるのが特徴。花見に最適!万里恵さん:エドヒガンザクラとオオシマザクラを交配すれば「ソメイヨシノ」になりますよね?ドクトル:実は、人工的に交配させても、なかなかできない。できた桜は、葉っぱと花が同時に出ちゃう。万里恵さん:最初にできた1本目は凄い!ドクトル:めちゃめちゃ、凄いこと。しかも、その1本を庭職人が見逃さなかった。さらに、種から増やせないことにも気づいたんだろう。そこで「接ぎ木」の技術を使わないとということで、接ぎ木でどんどん増えていった。ソメイヨシノは、人の手でシカ増やせない。ということは、里山の代名詞!万里恵さん:たしかに!人の手や、人の生活の一部になることで増えていった桜!**************まずは、接ぎ木に使う桜の枝を選びます。
元気がよさそうな枝がベスト!長く成長して、古かったり、太かったりするのは避けましょう。万里恵さん:老木より、若い木がいい?ドクトル:若すぎてもだめで、丁度、成長して栄養がきている方が枝にエネルギーがいっている。そういう枝を探しましょう。接ぎ木の枝は、花が咲いておらず、つぼみがついているのがベスト枝の太さは、1cmいくかの太さ。太すぎると、元になる台木にさせない。******************
万里恵さん:ソメイヨシノは接ぎ木で増えていった。という事は今、目の前にある5mほどのソメイヨシノで昔、接ぎ木した場所が見えたりする?ドクトル:目の前にある樹木の樹皮、地面から15cmくらいから上は違う。おそらく、この部分が接ぎ木した箇所だと思われる。万里恵さん:その下は、違う木なんですね?

ドクトル:そうです。「台木」成長力の強さで選ぶ。この樹皮はたぶん、オオシマザクラの模様。その上はソメイヨシノの模様になっている。これがどんどん、成長し太くなっていくと、似たような模様になっていくため、分かりづらくなっていく。サクラの花もキレイですが、ちょっと、下も注目!******************今回、「台木」は、元気で成長が早いと言われているオオシマザクラ。ホームセンターでも売っており、3~5年ほど育ち、太さは、人差し指くらいです。さぁ、場所を移動し「接ぎ木」をやっていきます。
①「台木」の根本から約3cmほど上の部分をまっすぐ横に切っていきます。ここに、ソメイヨシノの枝を指していきます。②「台木」をカットしたあと、さらに、切り込みを入れます。そうすると、木が雷に打たれたかのようにパッカーンと真っ二つに!
③先ほど、採ってきた「ソメイヨシノ」の枝を10cmほどに切り揃えます。将来的に葉っぱが沢山でてしまうと、エネルギーがそっちにいってしまうため、葉っぱは取っていきます。④指す部分(下の部分)を「台木」に刺すため、先端を鉛筆を削るように、削ります。
⑤削った「ソメイヨシノ」を「台木」に刺していきます。
⑥このままでは、雨ざらしになったり、ばい菌が入りやすいため、テーピングします。ホームセンターで、農業資材として売られている「メデール」(接ぎ木用のテープ)を巻いていきます。万里恵さん:初メデール✨
⑦このままでは、剝がれやすくなってしまうので、さらに、コーティング!ロウを塗ったりますが、今回は、里山ゼロベースで出会った養蜂家の鈴木さんからいただいたミツロウで固めたいと思います!

接ぎ木完成!これが育っていくと、この先100年200年!?と成長。これがどうなっていくのか、成長が楽しみですね~管理方法としては、直射日光が当たりすぎると、蒸散していってしまうため、半日陰くらいがよい!今回は、直径12cmの鉢を使用。3年くらいたつと、鉢の中で根がパンパンになるので、その頃には、地におろせるかと思う。花粉症。優良な品種を作るために使う。里山ゼロベースとしては、今後、山で植樹する際、記念の目印になる場所に「ソメイヨシノ」を植えていきたい。万里恵さん:どのくらいで初開花を予想?ドクトル:たぶん、10年くらいだと思う。今回の技術は、色んなものにも使われている。例えば、ミカンの台木に接ぎ木をして、優良な品種を作ったり。身近なところでいくと、ワイン。ぶどうも「接ぎ木」の技術が使われていたりする。また、スギなども、優良な品種は「接ぎ木」で作られている。結構、野菜でもできる。万里恵さん:自由研究にもいいかも!
さぁ、来週、番組から大事なお知らせが💛
*******************************🌳番組では「あなたが里山でやりたいアイデア」や「ドクトル西野氏への質問」を募集中!メッセージフォームからお待ちしています!!⭐みんなで作るSato Noteです~!番組公式Xではレポートの様子を写真でもアップします。みなさんも感想や質問など#サトノートでつぶやいてください!🥹https://twitter.com/satonote_radio
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