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2023/11/5 森林の二酸化炭素吸収量を測ってみよう!
里山ZERO BASE コラボレーションラジオ 『Sato Note』
- おはサト~!
3連休、最終日、皆さんいかがお過ごしですか?
今週のサトノートのワクワクキーワードは🌳「森林の二酸化炭素吸収量を測ってみよう!」「なんだか難しそう🤔」と思った方もいるかもしれませんが、
ご安心を!
サトノートには、"林学博士・ドクトル西野氏”と
なんでも突っ込み、鋭い質問をする"万里恵さん”がいます😆‼️
やってきたのは、
里山ゼロベースの活動拠点、
千葉県・きみつのさんぽ道にある「スギ・ひのき林」
ドドーーーーーン!
目の前にあるのは、立派なスギの樹!😆
まずは、体積を調べます。先ずは、高さ!10m少しまで図れる「樹高棒」(通称:にょい棒)を使います。目でみて、何メートルか分かるようにカラフル使用に✨
今は、まだ、ドクトルの身長くらいですが、
これを、少しずつ伸ばし・・・
どんどん、伸ばしていく!(地味だけど大変な作業!!😵)万里恵さん:こんなことやってんだ!!
ドクトル:12メーターまで延ばせた!これを遠くからみて、+何メートルかを観測。20メーターくらいある!
夏場の計測は、それはそれは、かなり大変なのだとか。。。
調査って、、、大変ですね。続いて、幹の周りを測ります。(人間でいう、お腹周り!)
胸高直径といって、胸の高さの直径、だいたい1.2~1.3mくらいのところを測っていきます。幹回りの周囲は大体、1メートル3センチ。******************◆樹齢40年の杉で計ってみる◆樹高 20m周囲 103cm直径 33cm (周囲÷3.14)材積 0.8㎥㎥******************たくさん調査をしており、計算式があるので、それに当てはめて、計算をしていきます!
(※真面目モードなお2人!)
●材積から炭素の量を算出材積0.8㎥に、容積の密度(既存の研究から出た値を使用→314kg/m3)、炭素の含有率(通説として炭素は樹種によらず全体の半分を占めている→0.5)をかけると=125.6
すると・・・
この40年の杉には、125.6㎏炭素があります!
続いて・・・●炭素(C)を二酸化炭素(co2)に変換化学式で炭素に3.67かけます。125.6×3.67=およそ460
すると・・・
この40年生のスギは今までに、
460㎏の二酸化炭素を吸収していた計算になります!※ただし、今日はシンプルにするため割愛しましたが、本来なら「枝や根っこ」の材積も計算するのでこの数字よりもう少し、二酸化炭素を吸収している計算になります。●では、人間が1年間で吐く二酸化炭素の量と比較してみましょう。人間が1年間で吐くco2の量は 320㎏この杉が1年間で吸収するco2の量は、単純計算で、460㎏を40年で割ると=およそ1年間で平均11.5㎏の吸収量と出ました320kg(人間1年間の二酸化炭素吸収量)÷11.5=27.7 約28人間が1年間で吐く二酸化炭素を吸収するには40年生の杉が、およそ28本必要、という計算に!
(この結果を聞いた万里恵さんの表情にご注目!)
皆さん、改め考えてみて、いかがですか?万里恵さん:樹齢40年のスギで計算してきたけど樹齢1年と、樹齢100年の木だと、違う?ドクトル:するどい質問!二酸化炭素を吸収するピークは、人間と同じで、20年くらい。その後、20年~40年でゆるやかに下がっていく。40年くらいから、ぐっと減っていくイメージ。コンスタントに同じ量を吸っているわけではない、全国のスギや桧は、樹齢が約70年を迎えると聞く。二酸化炭素の吸収量を考えると、70年経った木をどんどん伐採して、新しい木を植えていく、そんな時期にきているのでは?と思う。
万里恵さん:植えることで、CO2を吸収できることも分かった。ドクトル:さらに、今回は、スギやヒノキの20歳の木に比べるとブダ、スダジィは、そんなに吸わない。だけど、マラソンでいく長距離選手みたいにコンスタントに二酸化炭素の吸収をしていく。万里恵さん:どっちがいいんだろう?ドクトル:僕としては、「森」という漢字のように「木」の下に「林」があるように林床といって、中がミルフィーユのようになっていて、たくさんの光が受けられて、みんなで酸素を出して二酸化炭素を吸収していった方が、おそらく森全体としては広葉樹の方が、長いスパンを考えていくと、いいんじゃないかなと思います。さらに、下草があることで、大きな雨が降ったときも土砂崩れが起きにくく、生物多様性にも貢献することを考えるとこれから先、やっぱり、広葉樹の森が必要だと思う。万里恵さん:確かに、色んな面を考えるともっと広葉樹の森があってもいいですね!ドクトル:その地域の動植物を含めてみんな守れることを考えると目に見えない、数値化できないけど面白さと大切さがそこにあると思う。万里恵さん:同じように見える森だけど、針葉樹と広葉樹の森は違うんですね~
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