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2024/1/21 防災、減災を考えた屋敷林作り
里山ZERO BASE コラボレーションラジオ 『Sato Note』
- 大震度7を観測した能登半島地震からおよそ3週間が経ちました。そんな中、このサトノートでも地震による火事や津波、土砂崩れなどに対して防災、減災につながる提案ができないか?という事で、今日はやっていきたいと思います。ワクワクキーワードは🌳「防災、減災を考えた屋敷林作り」🌳屋敷林とは?
家の周りに植えられている樹々。昔は、風や火災、また防音を含め人が住みやすい環境を整備するために植えられていました。🌱ドクトル:そういうところの植物の種類はどういうものを植えたらいいのか?ということを含めて、今日は、鎮守の森に行きながら学んでいきます!💪いつもは、きみつのさんぽ道、山の上ですが今日は、山の下へ!!やってきたのは、🌳八雲神社!⛩️
この周りの住宅には屋敷林っぽいものが!😮「屋敷林」というと、広大な敷地が必要なのでは?と思いがちですが、実は、幅1mくらいの土地があれば2mくらいの木を植えて、生け垣のようにすることもできるし15mくらいの高い木を植えて、風を防ぎ、家屋や痛みを守ったりしてくれます✨万里恵さん:屋敷林ときくと、土地が必要かと思った。そうではなく、ちょっとしたスペースでいいんですね。ドクトル:やっぱり見た目を重視したいから海外の木を植えたいという人もいると思うけどその土地に合っていないかもしれないので、日本で昔から植えられているのはその土地に適した樹木が、地面に根を張り成長することが多い。そのヒントがあるのが、この鎮守の森にあるのでは?********************「サトノート」チーム一同、「八雲神社」へ!
入ってすぐに見つけた植物は高さはおよそ17mほど、根っこも立派な✨「スダジィ」✨
防災について最近、実験を行ったというドクトル!その内容はというと・・・・********************30cmくらいの木を植え
6年後、およそ5m・直径20cmほどに成長!その木を機械で引っ張ったところ、1.5トンで、ようやくメキっと音がした。********************もしも、この「スダジィ」を倒そうとしたらどれくらいのチカラが必要なのでしょう・・・。🤔万里恵さん:そう聞くと、この土地がいかに頑丈か?が分かる。歩き進みながらドクトルは「いいねぇ。スダジィがいっぱい!」どんな場所かというとイメージは、明治神宮の森。主役はスダジィ。
万里恵さん:ここは、人が植えた?ドクトル:ここは木の太さがバラバラだから、それぞれ鳥などが運んできて増えたんだと思う。ここは、少し山になっているけど、これだけの植物があるなら、倒れないと思う。ここに神社があるということは、昔から倒れないからなんでしょうね。さっき、民家にタブの木があったので、絶対に出るんです。これは、赤ちゃんのタブの木。この親が、今いる鎮守の森に絶対いるはず!万里恵さん:探そう!
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さぁ、タブの木の親を探しながら境内を散策!ドクトル:生垣の種類は「イヌマキ、サザンカ」など鎮守の森にある種類と同じなのでこれはやっぱり大事。万里恵さん:生け垣は、隠す役割があると思うけど、他は?ドクトル:根を張るから地面が崩れにくくなる。熊本地震の時に、調査に行った際、コンクリートのブロックは崩れたけど、生け垣は、崩れてない。万里恵さん:役割があるんですねドクトル:生け垣につかう種類は、火災なども防いでくれる。今、探しているタブの木は、タブの木一本、消防車1台と言われるくらい、タブの木には、水を含んでいる。イチョウなどもそう。火防ぎの役割がある。万里恵さん:タブの木は、東北にも生えていますよね。ドクトル:東日本大震災の時は、津波から守ったとも言われている。今回、訪れた八雲神社の歴史は856年に社殿を改造したと書いてあります。万里恵さん:御神木のようなめちゃくちゃ太くて、大きい杉。
ドクトル:でかい!!平成21年の記録だと。高さ36m、樹齢700年。もしここに津波がきたらと想像すると・・・今、みた杉は、瞬間的には耐えられると思う。でも、長いスパン、1年、2年、5年、10年で考えると、津波が来るということは、そこが海水に浸る。海水に浸ると杉は、葉っぱを茶色くさせ、葉っぱを落として次の年には全部かれちゃう。でも、タブの木は海水がきても枯れないんです。万里恵さん:日本の災害があったときに、土砂災害をすごく目にする。災害には、スギの木は弱い?ドクトル:これは、実は難しい。人が植えた木は、管理しないといけない。根っこも強くならない。そうすると、根っこが張っていないパターンが多く地震や地盤が弱くなると一気に流れていしまうことも。万里恵さん:整備された杉林は、強い?ドクトル:個人の解釈だと、たぶん強いと思う。結局、整備をすることは間伐をすること。そうすると、光が入る。光が入ると、その地域にあった「アオキ、スダジィ、タブの木」が生えてくるはず。そうやって共存、共栄している森は結構、強いと思う。
ドクトル:全国で問題になっているのが、シカ。光が入って、出てきても、食べちゃう。
シカが増えると、ヒルが増える。
ヒルが増えると、人が森に近づかなくなる。そうなると、人と自然の距離が離れて行ってしまう。万里恵さん:逆に言えば、整備をすれば、私たちの手で変えられる希望もある。ドクトル:もちろん。そこを我々が立ち返って、取り組んでいかなければならないし向き合っていかないといけないところ。***************************************さぁ、本殿の後ろにきました。ここを観ていると・・・・ありました!
立派な「タブの木」
樹齢は、若い方で200年いっていないくらいと予想。近くに行ってみると・・・
万里恵さん:めちゃくちゃ根が張っているんだろう!と思う。ドクトル:先人たちがどうやって植物と向き合ってきたのかが分かるのが鎮守の森なので、いつ来ても勉強になる!万里恵さん:ドクトルが、屋敷林を作るとしたら何を植えますか?ドクトル:スダジィは必須。5mに1本ずつの間隔で植えたい大きくなるから、たまに、タブの木を植えてあげる。あとは、シロダモ、アオキ、ヤツデ、を混ぜて植えてたまにタブの木も植えてあげる。なんなら、スダジィはどんぐり美味しい。昔から食べられているけど、僕は、どんぐりを食べて生き延びますよ!これから家を建てる人、樹を植えようか考えている方には参考になるのではないでしょうか?***************🌳番組では「あなたが里山でやりたいアイデア」や「ドクトル西野氏への質問」を募集中!メッセージフォームからお待ちしています!!⭐みんなで作るSato Noteです~!番組公式Xではレポートの様子を写真でもアップします。みなさんも感想や質問など#サトノートでつぶやいてください!🥹
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