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2016年9月10日

西村由紀江のSMILE WIND
2016年9月10日
ふと進むべき道に迷いが生じたときに出会った作品。アニメ作家のフレデリック・バックさんが制作した『木を植えた男』『木を植えた男』は、伝統の大切さや、自然環境を破壊する人間の愚かさなどをテーマにした作品で、 宮崎駿監督や高畑勲監督のほか、世界中のアニメ作家に大きな影響を与えています。この『木を植えた男』に出会うことができて、進むべき道を見つけることができました。その思いが通じてなのか、スタジオジブリの方の紹介で、フレデリック・バックさんに会うこともできました。フレデリック・バックさんにお会いしたのは2011年7月のこと。 実は、その1ヵ月前、スタジオジブリの方の紹介で、ある植樹活動に参加したことがあります。2011年6月。 NPO法人「森は海の恋人」が開催した植樹祭に、 「スマイルピアノ500」として参加。岩手県一関市室根町の「ひこばえの森」にナラの木の苗を植える機会がありました。 NPO法人「森は海の恋人」というのは、環境教育・森づくり・自然環境保全の3つの分野を主な活動分野としていて長年、植樹活動を行っている団体です。代表を務めているのは、気仙沼湾で牡蠣の養殖業を営む畠山重篤(はたけやま・ しげあつ)さん。 なぜ、牡蠣の養殖業を営む畠山さんが植樹活動をしているのか?それは、「豊かな海は豊かな川が作り、豊かな川は豊かな森が作る。 自然は全て繋がっている」という畠山さんの信念があったから。「よいカキかどうかは、上流の森を見れば分かる」そうです。 カキは、海水に含まれる植物プランクトンを食べて育つため、プランクトンの量がカキの出来を左右します。 豊かな海の恵みは、「山々がもたらす自然の恵み」があってこそ、、、 自然の恵みが山から海へと運ばれているということです。畠山さんは、長年にわたり2万本の木を植えてきました。 本業の時間を割いて植樹を続けるのは手間がかかるうえ、効果が現れるのは50年後、100年後の可能性もあるそうです。そんな中、東日本大震災の津波で、畠山さんのカキの養殖場は壊滅的な被害を受けてしまいます。そうした状況にもかかわらず畠山さんは、カキの養殖を再開させることを決めました。根底には、半世紀にわたり海と共に生きてきた畠山さんの 「海を、信じる」という信念があったから。「森で培われる豊かな滋養分が水を通じて川から海に流れこみ、海の豊かさとなって海の生き物を育てる」ことに気付いていた畠山さんは、「漁師が森に木を植える」植樹運動を続け、自然環境を守ってきました。『木を植えた男』を制作する際にバックさんは、5年半をかけて2万枚余の絵を一人で描きました。「森は海の恋人」も畠山さんの信念のもと、長年にわたり2万本の木を植えてきました。今思えば、バックさんと出会えたこと また『木を植えた男』の主人公が、1本1本、木を植えるかのように、 1台1台ピアノを届けているのは決して偶然ではないと思います。また、「森は海の恋人」の植樹祭に参加したときは、将来バックさんにお会いできるなんて夢にも思っていなかったし、「スマイルピアノ500」の活動がこんなに続くとも想像していませんでした。1本1本、木を植えるように、 1台1台、大切なピアノを届けていきたいです。************************************番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。メールの方は、番組ホームページから! ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、 どんな出来事でも構いません。「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。 ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。 あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。エピソードと一緒にご紹介します。被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、震災でピアノを失った方、またピアノを譲って下さる方からのご連絡をお待ちしています。 番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。お待ちしています! http://www.nishimura-yukie.com/ あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。♪今日OAした曲♪●明日の森 / 西村由紀江 ※生演奏 ●ビタミン / 西村由紀江

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