JFN Pods

番組一覧 > COAST TO COAST > お知らせ > ミドリ・ガメの旅

ミドリ・ガメの旅

COAST TO COAST
ミドリ・ガメの旅

サンフランシスコから シアトルへ   ミドリ・ガメの 旅

サンフランシスコの 街を出て バークレーで 数人の 乗客を拾うと バスは 一路 北へ オレゴン州へと 向かいます。 カリフォルニアも この位 北に来ると 車窓から見える風景は 南部の なだらかな丘陵地帯とは 違い 森の所々に ぎざぎざした 岩山の点在する 荒々しいものへと 変わります。 国道沿いに続く 米松の 大森林・・・ 空は どこまでも広く・・・ 空気は 凛と張り詰め・・・ 気温は 北上するに従って おのずと 急降下 通り過ぎる 田舎町・・・ 道端で 車を待つ ヒッチハイカーサンフランシスコから シアトルへ 僕には、3つの チョイスが ありました。 ひとつは、小一時間で 着いてしまう、 空のルート。 もうひとつは、日本の ツーリストにも人気のある グレーハウンド・バスでの 駆け足の 陸路。 そして、結局、最後に選んだ グリーン・トータス・ヒッピーパスでの のんびりルート。60年代に 旅好きの 若者たちが 作った れっきとした 旅行会社 グリーン ・ トータス ・ バス ・ カンパニー 直訳すれば、 ミドリガメ・バス会社ぼくは、 この スローな 名前に ひかれて サンフランシスコ ・・・シアトル間の チケットを 一枚 買いました。 はじめて、 この グリーン・トータス・バスを 知ったのは、 自然食レストランの 掲示板に張られた 小さな 広告を見た時・・・アメリカを 旅するなら・・・ミドリガメ・バス会社を  御利用あれ! グレーハウンド犬のように、突っ走っては 見逃すもの 多し・・・ 亀の 歩みで、のんびり 行こう・・・ 全米の 都市を結ぶ  われら ミドリガメ・・・ 途中、温泉や 国立公園での ブレイクあり・・・・とまあ  そんなキャッチフレーズが 書かれていました。 そう、それと もうひとつ アメリカの 世界に誇れる 友情と 兄弟愛 アメリカの 良心・・・と ミステリアスな キャッチも ありました。バスは、すでに、人で いっぱいでした。外は、もう かなり 冷たい風が吹く 冬のカリフォルニアでしたが、 バスの中は、むせかえるよう。 ぼくは、バスの 中央部近くのベッドを あてがわれ 荷物を ベッドの下に しまうと、 さっそく、人間観察を 始めます。向かいの 男性ふたりは、どう見ても、ゲイ・・・ さっきから、見つめあっては、楽しそうです。その向こうは、 まるで、グレートフルデッドを聴いて 大人になった 風ていの 長髪、バンダナ 当時 すでに、 絶滅の危機に ひんしていた ヒッピーの 生きのこり?? 実に、渋い30代・・・ ギターケースを抱えて バンクーバーの友人を 訪ねる 途中だとか・・・僕の ベッドの上には、 シアトルで 来月、個展を開くという 50代の 女性画家・・・そして、僕の 横には、 さっきから 怖いほど 張り詰めた表情で じっと 目をつぶって 瞑想している 不気味な アメリカン・ネイティブの 男性・・・ シアトルで 開かれる アメリカ先住民の ギャザリング、集会に 参加するための ミドリガメの 旅・・・バスの 最後部では、4、5人の連中が ギターを弾き、歌い・・・ ドライバーの 近くでは、 熱い ディスカッションが 展開しています・・・ テーマは、 どうやら 環境問題。この、 絵にかいたような60年代的な 光景に、 ぼくは、一瞬、 躊躇し、 また 感動を 覚えました。 そして、 あの キャッチコピーを 思い出します・・・ アメリカの 世界に誇れる 友情と 兄弟愛 アメリカの 良心 ・・・ ミドリ ・ ガメ バス会社国道沿いに 広がる 米松の 大森林空は、どこまでも 広く 空気は 張りつめ 気温は、 北上するに従って、 急降下・・・サンフランシスコから ・・・ シアトルへ ミドリ・ガメの 旅は 続きます・・・

Green Tortoise From Wikipedia, the free encyclopedia





最新のお知らせ

ポッドキャスト配信中