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震災から1年~被災地、再生への一歩~
KIKI-TABI ~2 Thousand Miles~
2011年3月11日の事は今でも忘れない。
いや、思い出そうとすればいつでも鮮明に心の引き出しから出す事が出来る。
恐らくそれは、あの日を経験した誰もがそうだろう。
しかしそれも、それぞれの日常を取り戻し始めると、
なかなかその引き出しは開かなくなるのではないだろうか。
あの日から1年。何が変わり、何が変わらないのだろう。
震災以降、被災地の取材を続けてきた「YAJIKITA ON THE ROAD」。
今回はあれから1年が経った被災地を改めて旅してみようと、今回の企画を考えた。
いや、今回のYAJIKITAは特に変化球は無いのです。
真っ直ぐ震災から1年の被災地を取材しようと。
そしてそれを聴いたリスナーさんに、
この55分はあの震災をそれぞれ振り返ってもらおうと、そう考えたのです。振り返れば報道番組ではないYAJIKITAが初めて被災地を訪れたのは、
震災から2カ月が過ぎた2011年5月の事でした。
震災直後に被災地を訪れていた氏家さん(今はある局の部長さんよ)と共に、
塩竃・松島・石巻・七ヶ浜などを回ったわけです。
あの時に飛び込んできた光景と、自分の中に生まれた気持ちは忘れられない。
当時の旅日記の最後に自分はこんな言葉を書いています。『笑顔を取り戻すには、人の笑顔が必要だ。
人の笑顔が増えるには、被災地に住む人だけでは足りない。(中略)
あなたの笑顔はきっと、被災地の皆さんの笑顔を取り戻す為の、大切な支援になるのだろう。
出来る範囲で構わない、続けていく事が何よりも大切なのだ。 』あの時から勿論、進んでいるものとそうでは無いものがあるだろうけど、
YAJIKITAで回る事で一人でも笑顔の人が増えたら、と。
今回の旅、作家のミラクル氏も何やら企んでいるらしく、新幹線の中で「今回は俺達も汗を流すでげすよ!へへへ。」と息巻いている。まさにミラクルに抜かり無し!のようなのです(笑)
一体何が待ち受けているのやら…。さて我々が取材に訪れたのは2月下旬で、東北はまだまだ寒さも厳しい季節。
そう言えば震災の日も雪が降っていたなぁ、と思い出してしまう。
今回の旅のスタート地点でもある一関駅のホームに降り立つと、寒さに心もピリリとなる。
町にはそれほど雪も多くなかったのだが、流石は東北。
夜中から降り出した雪は、一晩で世界を真っ白に変えた。
この雪はこの季節に岩手でも珍しかったらしく、
駅まで載せてもらったタクシーの運転手さんからも「運転気を付けてね!」と激励を受けた。
こうして我々は雪道運転にドキドキしながら、一関から気仙沼を目指した。旅の日記はこちらから旅の動画はこちらから