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池波正太郎生誕90年 ゆかりの地を訪ねて編
KIKI-TABI ~2 Thousand Miles~
――ニューグランドでドライマティーニでもやろうや――
うん、この台詞で旅日記を書き始めるのも2度目。
なんでまた、この台詞から始めるのかと言いますと、今回の旅が池波正太郎さんにまつわるものだからなのです!えっ?だからって何で「ニューグランドで…」ってなるんだって?
いえね、このダンディズム漂う台詞、池波さんのエッセイの中で出てくるわけですよ。
目的も決めずにふらりと旅をしていてね、
同行する人に「次はどこに行きましょうか?」と聞かれるわけだ、池波さんが。
すると「そうだな、ハマにでも行こうか。
時間があったらニューグランドでドライマティーニでもやろうや」と返してくる。
格好良いんだよなぁ…この切り返し。
若い頃に読んで随分井門青年の心に刺さりましたもの。
えっ?なになに?なにが刺さったの?って?
んもぅ、仕方ないなぁ…。理由は大まかに次の通りです。○ホテルのバーが旅の選択肢の一つにするりと入っている。
○ニューグランドのドライマティーニが美味い事を知っている。
○「やろうや」の「や」にホテルのバーなんだけど気安い感じを漂わせて、
同行人に店の敷居の高さを感じさせていない。まさにダンディズム!
なかなかこういう「粋な男の生き方」を教えてくれる人が周りに少なかったので、
僕は若い頃、池波さんのエッセイを読み漁りました。
「食卓の情景」なんかはもはやアタクシのバイブルと言っても過言ではないのです。で、そんな池波正太郎さん、実は今年生誕90年なんですね。
もちろん、御存命であれば…ですけど。僕はこのYAJIKITAでいつか「池波正太郎」にまつわる旅がしたかった。
実は昔ヤジキタでも「池波正太郎の世界を紐解く、東京下町散歩……」と題して、
旅をした事もあるんです!が、生誕90年のタイミングで是非もう一度!
とゴリ押して…じゃなかった、熱意を会議で伝えて、旅人は私、井門宗之。
作家はこちらも大の池波フリーク、親分コバヤシが担当して旅を行う運びとなったのです。旅の日記はこちらから旅の動画はこちらから