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復興の礎~石巻・松島観光の今~
KIKI-TABI ~2 Thousand Miles~
区切りになどならないのだが、6月になってあの震災から3カ月が経とうとしている。
我々が取材に行ったのは5月13日~15日、震災から2カ月ちょっとの頃。
あの頃と比べて、また少しだけ被災地は前に進み始めている。
だけど弱った身体で動くのが億劫な様に、
被災地の方々も被災地の中だけではその歩みも思い通りにはいかない。
僕らが出来るのは、その身体を支え歩みを強くしていく事。
一所懸命の方々に一生懸命の声援を送る事。絶対に忘れない事。
もしも今回のYAJIKITA ON THE ROADの放送が、その一助になっていれば幸いです。
そしてこの旅日記も、いつもとは少し書き方を変えていこうと思うのだ。旅日記は、いつもなら放送と同じ様な辿り方をして読んで戴いている。
なんだけど、今回はそうやって書く事が良いことなのかどうか悩んだ。
書き進めながら、現在進行形でまだ悩んでいる始末。
我ながら優柔不断な男だなぁ、と半ば呆れているのだが、答えはなかなか出ない。
ただ取材当時、僕らが感じた事を旅日記でよりダイレクトに感じて貰う為に、
ここでは敢えて我々が辿った様に、僕が感じた様に書き進めていこうと思う。どうか御了承下さい。今回の放送は松島と石巻。実はそれぞれ取材日が違う。
松島は我々が被災地に入った翌日で、石巻は最終日。
金曜日の夜に仙台に入った我々は、翌日の朝から本格的な取材に入ったのだ。
土曜日の午前中から前回放送の塩竃の様々な場所や人を取材し、午後は松島というスケジュール。
松島は観光遊覧船が一部再開したというニュースを受けて、どうしても訪れたかった場所である。朝、仙台市で車を借りた我々は塩竃へと向かった。
*塩竃でのくだりは前回の旅日記参照。
仙台市から車で20分も行けば多賀城市へ入る。そしてその辺りから風景が変わり始めた。
信号が点いていない、廃車になった車が積み上げられている、
建物の1階部分が津波で破壊されている、船が陸地に上がっている…etc.
前の晩の仙台駅前が賑やかだった分、その現実の風景を目の当たりにして、
徐々に我々の口数は減っていった。被災地を目の当たりにした我々にそれを語る言葉は無かった。
しかし塩竃に入りベイウェーブの横田さんのお話しや、市場の活気等を取材する内に、
その明るさに少しだけホッとした。きっと前に向かう力強さを感じたから。
その後、我々は松島の観光遊覧船の取材へと向かった。旅の日記はこちらから旅の動画はこちらから