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8月30日(月)オンエア楽曲 〜otonote〜
simple style -オヒルノオト-
11:32 Lovin’ Every Minute / AREA21
11:36 I Want to Take You Higher / SLY & The Family Stone
11:46 Almost (Sweet Music) / Hozier12:02 Been Gone / Keshia Chante
*************【オヒル ノ オト:選曲担当 豊田耕三さん】
12:08 Carl Linnæus polones (Polonaise) / Väsen
12:11 Rolling in the Barrel / Skipper's Alley
12:15 Eleanor Neary's Hornpipe / Markku Lepistö, David Munnelly, リッカルド・テージ, Bruno Le Tron & Didier Laloy
12:20 Cronin's / Slide*************
12:42 Story / 坂本美雨_______________________________【オヒル ノ オト】
選曲家、DJ、音楽ライター、レコード店バイヤーなど、
様々な形で音楽のお仕事をされている方に
毎回テーマをたてていただき選曲をしていただく20分!
お昼のひととき、心地よい選曲でお楽しみください♪今日の選曲担当は、音楽家の豊田耕三さんです。
今回は、「にごり」というテーマで選曲していただきました。以下、選曲リストとコメントです。
1. Carl Linnæus polones (Polonaise) / Väsen
スウェーデンのトラッドバンド、ヴェーセンの一曲。
ニッケルハルパという伝統楽器にはたくさんの共鳴弦があり、倍音が多く、よく響き、かつ強烈なにごりがあります。
真夏の太陽の下で大地を踏みしめて畑仕事をしているような、そんな力強さを感じる一曲です。2. Rolling in the Barrel / Skipper's Alley
アイルランドのバグ・パイプ、イーリアン・パイプスも強烈ににごった音色を持つ楽器です。
そこにフィドル、フルート、ホイッスルがユニゾンで同じ旋律を重ねるアイリッシュ音楽のスタイルもまたにごりを生み出します。
Skipper’s Alleyというこのバンドは、若手のバンドなのに昔のアイリッシュ音楽の泥臭い表現を前面に押し出し、狂ったように同じ曲を繰り返します。
バンジョーを叩くように弾く音はまるで津軽三味線のようで、全体の雰囲気も黒澤明監督の映画の音楽を彷彿とさせます。
さらに終盤にはわざと不協和音まで入れていく彼らは一体どこに向かっているのでしょうか。3. Eleanor Neary's Hornpipe / Markku Lepistö, David Munnelly, リッカルド・テージ, Bruno Le Tron & Didier Laloy
アコーディオンという楽器もわざと複数のリードのチューニングをずらして音そのものににごりをつくります。
ダイアトニック・ボタン・アコーディオンという押し引きで違う音が出る小型のアコーディオン奏者5人のユニットで、メンバーはアイルランド、フランスなど多国籍に渡ります。
アイルランドの伝統曲をゆったり目に弾いてお洒落な感じのはずが、途中からじわじわと不穏な空気になり、果てはジョーズかストラヴィンスキーかというとんでもアレンジに。
このアルバムは他の曲も本当に面白いです。アルバム名は『Accordion Samurai』4. Cronin's / Slide
最後はダブリンの都会的な洗練されたアイリッシュ系バンド、スライドの一曲。
割と正統派のアイリッシュトラッドを格好良く演奏するバンドですが、このトラックは3つの異なるリズムを同時に演奏したり、旋律のタイミングを少しずつずらして輪唱のような形をつくったりと実験的で複雑な音をつくり上げています。
彼らの音の力強さも実は音色ににごりを入れたり、装飾でエッジをつけたりすることで成り立っています。
この独特の音色、表現が何ともクセになります。◆豊田耕三さんは、アイリッシュ音楽を専門とする音楽家で、
さまざまなアイリッシュ楽器を演奏する他、ご自身のバンドでも活躍されています。
9月3日(金)には、アイリッシュ音楽とダンスの魅力に迫るオンライン講座を開催されるそうです。
ぜひ、こちらもチェックしてみてください!【豊田耕三さん HP】
https://www.kozo-toyota.com【豊田耕三さん Twitter】
https://twitter.com/ozoktoyota
今回は、「にごり」というテーマで選曲していただきました。以下、選曲リストとコメントです。
1. Carl Linnæus polones (Polonaise) / Väsen
スウェーデンのトラッドバンド、ヴェーセンの一曲。
ニッケルハルパという伝統楽器にはたくさんの共鳴弦があり、倍音が多く、よく響き、かつ強烈なにごりがあります。
真夏の太陽の下で大地を踏みしめて畑仕事をしているような、そんな力強さを感じる一曲です。2. Rolling in the Barrel / Skipper's Alley
アイルランドのバグ・パイプ、イーリアン・パイプスも強烈ににごった音色を持つ楽器です。
そこにフィドル、フルート、ホイッスルがユニゾンで同じ旋律を重ねるアイリッシュ音楽のスタイルもまたにごりを生み出します。
Skipper’s Alleyというこのバンドは、若手のバンドなのに昔のアイリッシュ音楽の泥臭い表現を前面に押し出し、狂ったように同じ曲を繰り返します。
バンジョーを叩くように弾く音はまるで津軽三味線のようで、全体の雰囲気も黒澤明監督の映画の音楽を彷彿とさせます。
さらに終盤にはわざと不協和音まで入れていく彼らは一体どこに向かっているのでしょうか。3. Eleanor Neary's Hornpipe / Markku Lepistö, David Munnelly, リッカルド・テージ, Bruno Le Tron & Didier Laloy
アコーディオンという楽器もわざと複数のリードのチューニングをずらして音そのものににごりをつくります。
ダイアトニック・ボタン・アコーディオンという押し引きで違う音が出る小型のアコーディオン奏者5人のユニットで、メンバーはアイルランド、フランスなど多国籍に渡ります。
アイルランドの伝統曲をゆったり目に弾いてお洒落な感じのはずが、途中からじわじわと不穏な空気になり、果てはジョーズかストラヴィンスキーかというとんでもアレンジに。
このアルバムは他の曲も本当に面白いです。アルバム名は『Accordion Samurai』4. Cronin's / Slide
最後はダブリンの都会的な洗練されたアイリッシュ系バンド、スライドの一曲。
割と正統派のアイリッシュトラッドを格好良く演奏するバンドですが、このトラックは3つの異なるリズムを同時に演奏したり、旋律のタイミングを少しずつずらして輪唱のような形をつくったりと実験的で複雑な音をつくり上げています。
彼らの音の力強さも実は音色ににごりを入れたり、装飾でエッジをつけたりすることで成り立っています。
この独特の音色、表現が何ともクセになります。◆豊田耕三さんは、アイリッシュ音楽を専門とする音楽家で、
さまざまなアイリッシュ楽器を演奏する他、ご自身のバンドでも活躍されています。
9月3日(金)には、アイリッシュ音楽とダンスの魅力に迫るオンライン講座を開催されるそうです。
ぜひ、こちらもチェックしてみてください!【豊田耕三さん HP】
https://www.kozo-toyota.com【豊田耕三さん Twitter】
https://twitter.com/ozoktoyota