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3月11日(水)オヒル ノオト

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3月11日(水)オヒル ノオト

いつもと趣向を変えてお届けした今日の「お昼ノート」。 海を越えた街で、3.11というこの日は今どのように受け止められているのか、 ロサンゼルス在住の音楽ライター・宮原亜矢さんに現地の様子を伝えてもらいました。

4年前、震災発生の3日後に日本を出発したという宮原さん。 直後に日本を離れるということへの複雑な思いを抱えて、ロサンゼルスへ向かったそうです。そんな宮原さんを迎えていたのは、日本の状況を知った、たくさんの人たちからの励ましの声。 特に印象的だったのは、渡米翌日、テキサス州オースティンでの大規模イベントでのこと。 宮原さんの姿を見るなり、受付係の方が駆け寄ってきて「日本からよく来たね!!」と、 涙を流して語りかけてくれるその姿が、とても印象的だったそうです。このように、直後は励まし・支援の声なども多く、関心を向けられていた3.11ですが、 それから4年が経った今は、徐々に人々の記憶から薄れつつあるのが現状だとのこと。 メディアで、その後の復興について取り上げられることはほとんどなく、 人々と話していても、こちらが質問しない限り話題に上ることはないのだとか。 残念な事実ではありますが、 世界各地で起こる災害や暴動のニュースが毎日のように流れる中にあっては、 遠くの国で起きた出来事のひとつとみなされるのも、無理もないことかもしれません。ただ、個人レベルでは日本を応援してくれている人も、少数派ながらいるそう。 例えば、最近宮原さんが会ったカリフォルニアのバンド・ゼブラヘッドのメンバーは 「震災が起こったときには、本当に心配した。 あの時作っていた楽曲は、歌詞も曲調も変えて日本のファンのために作り直したんだ」と、 当時のことを振り返るとともに 「今もまだ大変なんだよね。1日も早い復興を祈っているよ」と励ましてくれたとか。 遠い場所にいるにも関わらず、これからの復興を願ってくれる人がいるのは本当に心強いですよね!このようなLAでの3.11の受け止めに、 宮原さんは「4年経って最大の問題は【風化】だと実感」しているとのことでした。 どんな記憶も多かれ少なかれ時の経過とともに薄くなりがちなものですが、 あの日の出来事から一人一人が感じ、学んだ「命の尊さ・人とのかかわり・防災意識」などは ずっと心に刻んでおきたいもの。震災への関心や被災地への思いが消えゆくのを食い止めるために、 私たちは何ができるのかとても考えさせられるリポートでした。





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