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今夜の JAZZ&VOCAL NIGHTは、「Jazz history」シリーズ Vol.2 「ミシシッピ川をのぼるジャズ」

A・O・R
今夜の JAZZ&VOCAL NIGHTは、「Jazz history」シリーズ Vol.2 「ミシシッピ川をのぼるジャズ」
今夜の JAZZ&VOCAL NIGHTは、音楽プロデューサー、八島敦子さんが出演 毎月第2週は「Jazz History」シリーズ Vol.2 「ミシシッピ川をのぼるジャズ(シカゴ、カンザスシティ、ニューヨーク)」をお送りしました。 ※先月の「ジャズの誕生 それはニューオリンズから始まった」は、こちらから /program/27332/article/Q6crSG0bOF♪Tiger Rag / Bix Beiderbeckeこの曲に導かれてシリーズがスタート。 ジャズが生まれた19世紀末のニューオーリンズはフランス人、イギリス人、スペイン人、クレオール、黒人というありとあらゆる国や人種の人々が集まる世界の縮図で、みんなそれぞれの出身地の音楽を持ってきました。 ジェリー・ロール・モートンが作曲した♪Tiger Rag はニューオーリンズにあったさまざまな文化を融合した曲。1917年、第一次世界大戦にアメリカが参戦すると、ニューオーリンズは軍港になり、すべての兵士がこの港から出征。 歓楽街、ストーリーヴィルが閉鎖されてしまい、ニューオーリンズのミュージシャンたちは演奏の場を失い、 プロを目指すミュージシャンたちはシカゴに移動も。 この時期、アメリカの産業構造が大きく変わり、職を求め北部の工業都市へ移動し始めます。 ニューオーリンズの黒人たちは、アクセスしやすく働き口のあるシカゴへ移動。 ルイ・アームストロングも師匠、キング・オリバーを訪ねシカゴへ。 ♪Frankie and Johnny / Louis Armstrong黒人特有のビブラートを無理に真似せず、白人ジャズを確立したのは ビックス・ダイバーベック。 黒人の真似をしなければジャズは演奏できないと思っていた白人達に、 白人は白人なりに立派なジャズが演奏できることを示し、 逆に黒人にさえ影響を与えました。 、 ♪I'm More Than Satisfied / Bix Beiderbecke シカゴでは、黒人のジャズを白人が真似しようという現象がおこり、 南部からやってきた黒人たちは新しい文化も生み出しました。 それが「House Rent Party」(略してレント・パーティー) 家賃を払うのに苦労した住民が、奥さんがつくった料理に値段をつけて持ち寄ったパーティを開き、 売り上げを積み立てて、みんなで助け合うという仕組みでした。 そこで演奏されたのがブギウギだそう。 左右の手をメロディーとコードではなく、メロディーとリズムを刻み並行に音を刻むスタイル。 そのブギウギの伝統を受け継いでいるピアニストから、日本のピアノ連弾デュオ、レ・フレールを♪Boogie Back to Yokosuka / レ・フレールブギウギというスタイルは人気を集め、 ブギ・ウギ・トリオと呼ばれることになる、 ピート・ジョンスン、アルバート・アモンズ、ミード・ルクス・ルイス、この中から1曲♪ Boogie Woogie / Albert Ammons北へ向かっていったジャズは、ニューヨークに辿り着く前に いわゆるミッドウェスト、特に大きな役割を果たしたのがカンザス・シティです。 「モダン・ジャズ(ビバップ)の父」ともいわれるチャーリーパーカー(今年生誕100年) 彼はカンザス州、カンザス・シティに生まれ、天才的なアドリブで一世風靡しました。♪ Confirmation / Charlie Parker (★写真:収録アルバム「GREATEST CHARLIE PARKER」 Universal Music UCCU-1644/5)カンザス・シティはミズーリ川を挟んで、ミズーリ州のカンザス・シティと カンザス州のカンザス・シティにわかれています。 禁酒法の時代に、ミズーリ州側のカンザス・シティは栄え、 演奏する場があることで、ミュージシャンが押し寄せたそう。 1930年代には、カンザス・ベニー・モーテン楽団が人気を集めましたが 1935年、リーダーのモーテンが亡くなるとメンバーのビル・ベイシーがバンドを組織。 カウント・ベイシーは、デューク・エリントン、ベニーグッドマンと並んで スイングの王様と称されるようになりました。♪ One O’Clock Jump / Count Basie and his Orchestraついに、20世紀ジャズの発展の中心、ニューヨーク。 1920年代にニューヨークで名を売った黒人タレントは、 ジャズを音楽そのものだけではなく、ニューヨークに根付いていたダンスや ミュージカルといった大衆芸能に取り入れて発展させようとしました。 特に人気があったのは、ルイ・アームストロングとファッツ・ウォラー。♪ Sweetie Pie / Fats Waller & His Rhytmファッツ・ウォーラーの伝統を現代に引き継いジェイソン・モーランが今夜のエンディング♪ The Joint Is Jumpin’/ Jason Moran来週は、今聴きたいピアノ・トリオ特集です、お楽しみに!

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