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7月9日(火)のシェリーめぐみ from NY

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7月9日(火)のシェリーめぐみ from NY
玉川太福「この時間はシェリーめぐみ from NY。アメリカ ニューヨーク在住のジャーナリストシェリーめぐみさんにアメリカのいまを伝えてもらいます。シェリーさん太福です、こんばんはー」シェリーめぐみ「太福さんこんばんはー」玉川太福「こんばんはー、宜しくお願いしますー」シェリーめぐみ「お願いしますー今日はね、太福さんもよくお召しになる《キモノ》の話題なんです」玉川太福「あ、そうなんですか」シェリーめぐみ「《キモノ》と言えば最近のニュースね。キム・カーダシアンさんの」玉川太福「その《キモノ》ですね」シェリーめぐみ「はい、kimono騒動みなさんよく御存じですよね」玉川太福「こちらでも凄いニュースになりましたよ」シェリーめぐみ「ねー彼女の新しい下着ブランド《KIMONO》とネーミングしたために、Twitterに着物に対する侮辱だと抗議メッセージが殺到してね」玉川太福「うんうん」シェリーめぐみ「アメリカのメディアでは特に日本人による英語の抗議文が結構紹介されたんですよ」玉川太福「あ、へぇー」シェリーめぐみ「その結果ね、キムはネーミングを変えることになり一件落着した訳なんですが・・・この騒動ね、ニューヨークタイムズからウォール・ストリート・ジャーナルまでメジャーなメディアがこぞって取り上げっちゃって」玉川太福「はいはい」シェリーめぐみ「っていうのもキムがアメリカの今を代表するセレブだからということだけじゃなくてね、今回のこれはアメリカで予てから問題になっている《Cultural Appropriation》っていうんですけど」玉川太福「あ、ちょっとシェリーさん。ちょっと発音が良すぎて分からないですよ」シェリーめぐみ「《Cultural Appropriation》」玉川太福「(笑)すみません、ありがとうございます」シェリーめぐみ「文化の盗用、文化を盗んで使うっていうことですよ。その言葉通りに、本来はね支配的なグループが非支配的なグループの文化を盗むっということなんですけど」玉川太福「はいはい」シェリーめぐみ「要するに、アメリカだと白人が黒人とかネイティブアメリカンの文化を盗んで使っちゃうという意味なんですが」玉川太福「あーなるほど、そういう意味なんですね」シェリーめぐみ「残念ながらアメリカ以外にも西洋では頻繁に起こっていてね。古い話では、白人が顔を黒く塗っておもしろおかしくお芝居するミンストレルなんかも《Cultural Appropriation》にあたるわけです」玉川太福「ほー盗用になるんだ、ほうほう」シェリーめぐみ「最近ではグッチのファッションショーに登場したターバンや、H&Mのソックスにアラビア語でアラーと書いてあったことなども問題になった。これも《Cultural Appropriation》にあたってしまうので」玉川太福「それも盗用の範囲になっちゃうんですか。それファッションとしてのなんかじゃないのかなって思っちゃうけど・・・」シェリーめぐみ「なかなか微妙な線なんですが、特に若いミレニアル世代やZ世代はもの凄く敏感に反応するんですよ。というのはやっぱりね、グローバル化、多様化する世界で生きているから、相手がどう感じるかもの凄く敏感になっている」玉川太福「まぁちょっと過敏すぎる場合もありますけどね」シェリーめぐみ「ありますけどね。その辺がね、とても微妙なんです。過敏と言い切ってしまえない部分があるからね」玉川太福「なるほど」シェリーめぐみ「そういうことも含めてキム自身は、去年フラニ・ブレードというアフリカのヘアスタイルに変えた時、それを白人が考えたスタイルと呼んで大批判を浴びちゃって」玉川太福「そりゃそうでしょうね」シェリーめぐみ「今年もまた、インドの花嫁がつけるアクセサリーを着用して大批判を浴びたばかりなの」玉川太福「あぁ、もう前科があったわけですね、この人は」シェリーめぐみ「そう。だから、もちろん日本人にも批判されたってこと以外にもアメリカで凄い炎上しちゃったってことがあるんですよ」玉川太福「なるほど~前もあったんだ」シェリーめぐみ「キムは今回に関してはイノセントなミステイク、悪気なかったんだよ、コメントしていますけど。アンダーウェア、下着ですよね。これに参入するに当たって、誰でも知っているキモノという言葉と、そのイメージ、ポジティブですからキモノは。だからそれを使いたかったのは間違いないですよ」玉川太福「うんうん」シェリーめぐみ「問題はそこに、アメリカ人の潜在意識に根強く残っているキモノというものに対するフェティシズムやセクシャルなイメージも含まれてきちゃうことなんです。特に下着だから。」玉川太福「んーなるほどなるほど」シェリーめぐみ「これは、かつてヨーロッパ人が日本の浮世絵をもの凄く愛したっていう歴史とか。まぁセクシャルなものですね浮世絵って」玉川太福「ちょっとなんか色っぽいものもありますね」シェリーめぐみ「そう、そういうのがありますね。あとは例えば第二次世界大戦後にアメリカ軍が入ってきた時に、兵士が売春婦をゲイシャと間違って呼んだとかね。そういう歴史があるわけですよ。こういうCultural Appropriationは上から目線のフェチがちょっと入ってきたりするわけですね。そういう性質の悪さがあるからね、日本人が強い拒否反応というか、反感を持ったのもこういう匂いが感じられたからだと思うんだよね」玉川太福「しっかり理解しているわけじゃないけど、何かを感じたのかもしれないですね」シェリーめぐみ「はい。こういうことって他人事ではなくてね、今敏感になっているってところもあるけど、 好きだから面白いからという理由で異文化をちょっと借用するのは注意が必要っていうのと、リスペクトには、相手がどう感じるかを理解することも含まれているということを心に留めておいた方がいいなと今回のことで感じたんですよ」玉川太福「そうですよね」シェリーめぐみ「アメリカ人は今回のことでそういう風に感じたということなんですが、今からいきなり話題を変えてですね」玉川太福「あら!変えるんですか!(笑)」シェリーめぐみ「(笑)キムの片割れ、カニエの話をしたいんですけど、husbandですね。近々宗教団体を作るんじゃないかって噂があるんです」玉川太福「ほう、噂が」シェリーめぐみ「これ日本でも報道されたんじゃないかと思いますが、カニエは信心深いんですね」玉川太福「あ、もともとね」シェリーめぐみ「所謂、神をテーマにした歌も作っているわけですよ。今年から自分と仲間のために独自の日曜礼拝を行っているんです」玉川太福「独自の、へぇー」シェリーめぐみ「ゴスペルのコンサートだって言ってるんですけどね。これに対してキリスト教なのか?カルトじゃないのか?という論争が絶えないわけですよ。 さらに最近の話題で土地を買って自分の教会を作って宗教団体を作るんじゃないか、という報道したのがイギリスの《サン》というタブロイド紙なの。この《サン》っていうのも誤報があることで知られているのね」玉川太福「(笑)じゃあ誤報かもしれないですね、そこまでは」シェリーめぐみ「かもしれないですね。ちょっと怪しいソースの情報と考えた方がいいかも」玉川太福「でも、そういう話が出るくらい、活動を熱心にやっているってことなんですね」シェリーめぐみ「はい。もう一つの噂は、日曜礼拝のテレビ中継をやりたがっているというニュースもあったんですが、こちらもイギリスの《デイリーメール》っていうメディアの発信なんですけど、これもね誤報があるんですね」玉川太福「なるほど(笑)じゃあこれからってことですね、どういう活動なのかっていうのは」シェリーめぐみ「そうですね、あんまり本気では受け取られていないってことですね」玉川太福「じゃあ今度はキムさんの話が終わって、カニエさんの話がワッとまた改めて湧くかもしれない、そんなとこですね」シェリーめぐみ「そうなんです、その通りなんです。本当に忙しい夫婦なんです」玉川太福「これ商売なんですかね」シェリーめぐみ「いや、それはありますね。話題になってナンボってところがありますからね。今回のも狙ったんじゃないかって言う人もね」玉川太福「いやーそう思われますよね。ありがとうございました。また宜しくお願いします。シェリーさんありがとうございます」シェリーめぐみ「ありがとうございます」玉川太福「シェリーさんによるその他のニューっヨーク情報はシェリーさんのホームページ《megumedia》で是非チェックしてみて下さい」★MEGUmedia.com: シェリーめぐみの”一歩踏み込んだ”NY情報マガジン"

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