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7月31 日(水)のシェリーめぐみ from NY
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綿谷エリナ「シェリーめぐみ from NY!アメリカニューヨークに在住のジャーナリスト シェリーめぐみさんにアメリカの今を伝えてもらいます。今週の天気はどうかな?シェリーさんこんばんはー!宜しくお願いします」シェリーめぐみ「エリナさーん、こんばんはー!良いお天気ですけど暑いですよ~」綿谷エリナ「やはりニューヨークも暑いですか…今日何度くらいですか?」シェリーめぐみ「今ちょうど30度ですね」綿谷エリナ「おぉ…結構暑いですね~…」シェリーめぐみ「日本に比べると大したことないんじゃないか、という気もするんですが…
今年は結構暑いですね、天気も良いですし。あ、今日は雷雨が来るらしいんですけど」綿谷エリナ「うんうん」シェリーめぐみ「暑い夏ですね、今年は」綿谷エリナ「そうですね。ヨーロッパも今年暑いですし、日本も当たり前のように熱いし、世界中が熱い!!どこ行っても逃れられない感じがしますね」シェリーめぐみ「何か冷たいものでも飲みましょうか」綿谷エリナ「そうですね。聴いている方も聴きながら水分補給をしてほしいです!
さて、今日のアメリカは?」シェリーめぐみ「アメリカはですね、先週の番組中に行われていたロシア疑惑のモラー元特別検察官の下院公聴会やっていたじゃないですか」綿谷エリナ「はいはい、リアルタイムでね」シェリーめぐみ「あの公聴会が遠い昔のような気がするほど色々なことが起こりました。昨日と今日は民主党大統領候補による2回目のテレビ討論会をやっているのですが、とてもそこまで話ができそうにないです」綿谷エリナ「あら、辿り着かないくらい沢山色々なことが起こったんですね」シェリーめぐみ「そうなんです。なので、今日はこの話をします。《7万7千票》という選挙の数字、まずこれを覚えておいてください」綿谷エリナ「はい」シェリーめぐみ「あれから週末をまたいで、トランプ大統領が再びピープル・オブ・カラー(有色人種)の政治家を攻撃開始しました。今回は黒人政治家として最も有力でリスペクトされるカミング下院議員を標的としました。トランプ氏は彼の地元デトロイトを《ネズミまみれで誰もすみたくない場所》と言ったわけですね」綿谷エリナ「お、おぉ…」シェリーめぐみ「今までは、メキシコなどアメリカ国外について非難していましたけど、ついに国内についても言い出し始めました」綿谷エリナ「うーん…」シェリーめぐみ「なぜこのようなことになったかと言うと、トランプ政権が人権侵害と批判されている、メキシコ国境の不法移民の拘置所の劣悪な環境(子ども達が横になって寝られないほど混雑した場所に何日も拘束されシャワーも浴びていない)に対し、カミング下院議員が非常に強く非難したことへの報復であると、つまり喧嘩ですね」綿谷エリナ「ん~…」シェリーめぐみ「前回のAOC始め、4人の女性下院議員(アメリカ人の有色人種)に対しての《自分の国に帰れ》という発言も含め、トランプ氏は人種差別主義者であるという批判は高まる一方」綿谷エリナ「うん」シェリーめぐみ「ところが、トランプ再選を目指す選対委員会のスタッフによれば、こうしたピープルオブカラーや移民に対する攻撃はトランプ支持層にはむしろ効果があると」綿谷エリナ「あーなるほど。よくぞ言ってくれた!みたいな雰囲気になってしまっている、ということですか?」シェリーめぐみ「表だって言わなくても、内心で刺さっているということですね」綿谷エリナ「なるほど」シェリーめぐみ「ここで7万7千票の話に戻りますが
2016年の大統領選でトランプ氏は、激戦区と言われる3つの州(ミシガン・ウィスコンシン・ペンシルバニア)で合計わずか7万7千票の差で勝ったために当選した。これは定説になっているんですね」綿谷エリナ「うんうん」シェリーめぐみ「この7万7千票っていうのは、総得票数の0.06%」綿谷エリナ「えぇ!?そんなに少ないんだ。1%もないってことですもんね」シェリーめぐみ「そう。だけど、この州の選挙人を全部とったために勝った」綿谷エリナ「そうか、大きいから。かなりの数ですもんね」シェリーめぐみ「そういう選挙の仕組みになっているんだけどね。
ところがアメリカ全体で得票数を比べるとヒラリーが300万票近い差で勝っているんです。
問題は、トランプ氏は来年もこうした激戦区を集中的に攻めてくるのは間違いないと。で、こうした激戦区で2016年の選挙戦の間に何が起きていたかというと、
ここに大きく関わってくるのがロシア疑惑とFacebook」綿谷エリナ「ほうほう」シェリーめぐみ「ロシア疑惑とは、ご存知のようにロシアのハッカーによる情報流出がヒラリーへの信頼を失墜させる最大の原因になった。これにトランプ氏が関わったかどうかというのがロシア疑惑ですね」綿谷エリナ「うんうん」シェリーめぐみ「これ以外にも大きな要因があって、それがFacebookでした。Facebookから流出した大量の個人情報を使いました。この個人情報は約8千7百万人分に値するそうです」綿谷エリナ「8千7百万人分!?」シェリーめぐみ「凄い数ですよね。この個人情報を使い、ケンブリッジ・アナリティカというイギリスの会社が、こうした激戦区の浮動票をターゲットにヒラリーに関するフェイクニュースを大量にぶつけたんです」綿谷エリナ「うん」シェリーめぐみ「このデータね、1人につき5000ものデータポイントがあるらしいんです」綿谷エリナ「データポイントってなんですか?」シェリーめぐみ「たとえば、エリナさんの名前は綿谷エリナじゃないですか。まずこれが情報1ポイント目。次に年齢で2ポイント目。誕生日で3ポイント目…」綿谷エリナ「あぁー!住所だったり、出身校だったり!」シェリーめぐみ「あとは、エリナさんがポストする話から、食べ物の好み、ファッションのテイストなど5000くらいのデータになってFacebookが持っているんです」綿谷エリナ「へー…じゃあ5000(データポイント)×8千7百万人分(流出した個人情報)…でしたっけ?計算できない!凄い!」シェリーめぐみ「こういうことが出来ちゃう時代になったわけですよ」綿谷エリナ「うん」シェリーめぐみ「これを使って所謂アルゴリズムで、この人にどういう情報を与えればこういう行動になるって全部わかっちゃっているらしいです」綿谷エリナ「えぇぇ…」シェリーめぐみ「それを使い浮動票の人たちをマニピュレート(操作)したんじゃないかって言われていて、今Netflixでリリースされ話題になっているドキュメンタリー《Great Hack》から詳しく知ることが出来るので、興味のある方は是非みて下さい」綿谷エリナ「はい」シェリーめぐみ「Facebookは今週はじめ、この情報流出の責任をとっておよそ5400億円の罰金を支払うことになりました。結構な金額でしょ?」綿谷エリナ「うんうん」シェリーめぐみ「でもFacebookからしたら大した金額ではなかったために逆に株が買われ、時価総額が1兆円以上上がったそうです」綿谷エリナ「1兆円以上上がった?!」シェリーめぐみ「元を取っちゃったんですよ。
というような話聞いててよく分からないことが今起きていて、2020年にも同じ事が起きるとモラー特別検察官はじめ多くの専門家が警告しているが、トランプ政権と共和党の動きは鈍い」綿谷エリナ「なるほどね~我々もこれがツールとなっていることをよく勉強しなきゃですね。シェリーさんありがとうございました!」★MEGUmedia.com: シェリーめぐみの”一歩踏み込んだ”NY情報マガジン"