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7月15日(月)のシェリーめぐみ from NY
ON THE PLANET
武田俊「シェリーめぐみ from NY!お話を伺うのは、ニューヨーク在住のジャーナリスト シェリーめぐみさんです。もしもしシェリーさん!」シェリーめぐみ「武田さーん、こんばんはー!」武田俊「こんばんはー!今週も宜しくお願いします」シェリーめぐみ「お願いします。ニューヨークね、13日(土)に停電があったんですよ。日本でも報道されたんじゃないですか?」武田俊「はい、ニュースで拝見しました。シェリーさん大丈夫かしら、なんて思いましたよ」シェリーめぐみ「あら、嬉しい。全然大丈夫でピンピンしてるんですけど(笑)」武田俊「よかった(笑)」シェリーめぐみ「土曜日の夜、ニューヨークの中心部のミッドタウンでね、突然停電になって。タイムズスクエアのネオンやロックフェラーセンターのビジネス街など、
およそ7万2千世帯の電気がおよそ5時間にわたり消えたほか、
地下鉄がかなり広範囲で止まったり、エレベーターに閉じ込められた人は1万人を超えたらしいんですよ。」武田俊「結構な人数ですよね」シェリーめぐみ「そう、結構な人が閉じ込められてね。
私はちょうどその時、ダウンタウンのワールドトレードセンター近くのレストランで
友達のバースデーを祝っていました」武田俊「あら、素敵なお時間ですね」シェリーめぐみ「そうなんですよ。ダウンタウンは停電が全然なくて知らなくてね。1人がなかなか到着しないので心配していたら、地下鉄の中に1時間近く閉じ込められてたんですよ」武田俊「かわいそうに…」シェリーめぐみ「そう、この暑い中30度近くあったんでね。もちろんエアコンも切れちゃってね。
一緒にいた別の友だち、ハズバンドがブロードウェーで働いているんだけど、
彼女のところには、公演が中止になったというメールがきたり…」武田俊「電気がなきゃどうにもならないですもんね」シェリーめぐみ「私も地下鉄が走っていないから家に帰れないし、どうしようかなってなったんですが…実をいうとそんなに心配していなかったんですよ。のんびりワイン飲んでました」武田俊「(笑)」シェリーめぐみ「ニューヨーカーは実は停電に慣れているんですよ。停電慣れっていうのもおかしいんでけれども…2003年に東海岸の広い範囲で大停電があって、5500万人に影響が出たのを覚えているかな?この時は一晩中電気がつかなかったのね」武田俊「僕それドキュメンタリーで見たことあります」シェリーめぐみ「あ、そうですか!その時は本当に大規模な停電で、私も帰るのに大変だったんですけど、帰れないニューヨーカーが路上でキャンプしてたりとかね。あとお店も水やお酒を無料で配ってパーティみたいなことになってたとか」武田俊「(笑)」シェリーめぐみ「そういうことがあってね。それに比べれば随分マシだったという感じだった」武田俊「なるほど」シェリーめぐみ「その前には911もあったしね。大体地下鉄なんかね、しょっちゅう止まるわけですよ」武田俊「あ、そうなんですね」シェリーめぐみ「インフラが古いんですよ、ニューヨークは。地下鉄の一番古い信号機なんて1930年代のもので、そのまま使ってるんですよ。故障はいつでもするし、その影響で会社に遅れることなんて日常茶飯事だし…とにかく何かあった時の心構えはできているんですよ」武田俊「なるほどな~。都市が古い分、インフラがその当時のままってこともあるんですね」シェリーめぐみ「あるんですよ。本当はね新しくしなきゃいけないんですけどね。この辺ですよ、今問題になっているのは。もうかなりガタガタになってきて、そろそろ危ないって言われてたんです。停電も起きておかしくないって」武田俊「はい」シェリーめぐみ「そう言われていた矢先だったことと、停電した原因が分からないんですよ。こんなに大停電だったのに。当初皆が疑ったのはテロなんですよ。でもそうではないと否定されたものの、原因究明までに時間がかかると言われていて…気持ち悪いんですよ」武田俊「そうですね」シェリーめぐみ「でね、停電もしょっちゅうあるよって言いましたけど、夏になると電力の需要が増えてね。供給不足で特に中心部でちょっとした停電が起こるんですよ。でも今回はどうやら電力需要も関係ないらしいと」武田俊「そうなんですね」シェリーめぐみ「振り返ってみると、2003年にニューヨークを含む8つの州とカナダのオンタリオ州にも及んだ、史上最大の大停電。その大元の原因は、オハイオ州で生い茂った木の枝が送電線に接触したことなんです。そこから連鎖反応が起きシステムが混乱した結果、広域で電気が消えたとのこと」武田俊「そんなバタフライエフェクトみたいなことが…」シェリーめぐみ「こんなことが起きるんですよね、犯人は生い茂った木の枝って言う。こんなことで電気が消えちゃうんだったら、いつ、どこで、なにが起こるかわからない。本当にスレスレのところでニューヨークはもっている…ニューヨークだけじゃないかもですね」武田俊「そうですね。都市って数々のインフラがあってこそ成立しているビジネスだし、住空間じゃないですか。なんかひょっとしたところで全てのシステムがダウンしてしまうことがありえるのかーってドキドキしながらお話聞いてました」シェリーめぐみ「あるんです…AIの時代にね、こういこともあるんだなって。なんとかしてほしいなって気持ちで一杯なんです」武田俊「そうですね、都内も他人事じゃないなってお話聞きながら思いました。シェリーさんありがとうございます」シェリーめぐみ「ありがとうございます」武田俊「シェリーめぐみ from NY。ニューヨーク在住のジャーナリスト シェリーめぐみさんに伺いました。様々なアメリカ情報満載なシェリーさんのブログ《megumedia》もチェックしてみて下さい!」★MEGUmedia.com: シェリーめぐみの”一歩踏み込んだ”NY情報マガジン"