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12月12日(水) 朝日出版社『本の未来を探す旅 台北』、綾女欣伸さんをお迎え!

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12月12日(水) 朝日出版社『本の未来を探す旅 台北』、綾女欣伸さんをお迎え!
▼音声はコチラから! http://park.gsj.mobi/voice/show/10236【海猫沢めろん】 『本の未来を探す旅 台北』というタイトルが気になるんですけど、本の未来ってなんですか?【綾女欣伸さん】 本の未来を描くきっかけをつかむために同じアジアの国へ行って、ヒントを得てこようという旅ですね。【海猫沢めろん】 綾女さん的にはあんまり明るい展望はなさそうですかね。【綾女欣伸さん】 そうですね。「売れる本をつくれ」という要請が年々強くなっていますね。【海猫沢めろん】 僕は地方出身で大学も出ていないので、周囲には本を読まない人が多かったんですね。 で、みんな漫画を読んでいるんですよ。なので漫画がない出版社は厳しいですよね。【綾女欣伸さん】 ある意味、過渡期というか大きい出版社があって、大きい取次をを通して本を流通するみたいなことから、独立して自分の出版を作ったり、本屋を作ったりみたいな。 あと、雑誌の流通を中心に取次というシステムが出来ていますね。【海猫沢めろん】 台北編の前にソウル編も書かれているということですが、そもそも本の未来を探しに行くきっかけは何だったのですか?【綾女欣伸さん】 2013年に『本の逆襲』という本を出して、韓国版を3年後の2016年に出すこととなって、イベントのためソウルに行ったときに寄った本屋にびっくりしたんですね。 いろいろなアイデアにあふれた本屋がたくさんあって、しかもそれを僕らは全然知らないと言うか。ソウルは飛行機ですぐですが、ハングルっていう言葉の壁もあるんでしょうけど全然情報が入ってきてなくて。【海猫沢めろん】 出版って日本だとやっぱり本屋さんでもう並んでいてそれを僕ら買うっていうイメージしかないんですけど、そのイメージが強いのは僕とかだと地方出身なんですよ。 地方の本屋ってなんか古本屋の方が個性があるんですよね。 新刊書っていうのは色がないですよね。チェーン店はショッピングモールに入っていたりしてイベントなんてないし。 京都は関西圏だと個性的な本屋が多くて、東京もそうでしたね。 それが成り立っているのは主要な都市だからですかね?【綾女欣伸さん】 韓国も台湾も地方にどんどん人が出て行っているので、その街に商店を出すことに力を入れているんですよね。【海猫沢めろん】 それはとても大事だと思います。都市と地方の差が激しすぎて違う国みたいになっているなと感じていました。 もっといろいろやってほしいんですけれどもどうやったら広がるんですかね? 基本的に本を読む人の方がマイノリティだと思っているんです。 それを忘れるとずれたものになっていて、『文化をやっているから偉い』みたいな感じだけど『いやいや、そんなのわかんないから!』と思いますね(笑)。 そういった意味では台湾はどのような温度感なのですか?【綾女欣伸さん】 僕が取材したのは独立書店というか、店主も30代半ばとかそんな感じの人がやってる本屋なので、文化的に閉ざされているって言うよりはすごくオープンでもう誰でもおいでみたいな感じでお客さんもすごく若いお客さん多いですね。 特に20~30代の女性とかすごく多いですね。【海猫沢めろん】 本の未来を探す旅なんですけど未来を見えましたかね?【綾女欣伸さん】 結構驚くのが、韓国から見ても台湾からもそうなんですけど、 日本って出版先進国みたいに思われているんですよね。向こうでは日本のたくさんありますし、台湾とか韓国で翻訳出版するっていう比率がもう凄い高いんですよね。 10冊に2冊が日本の本なんですよね。向こうは日本の本を紹介してどんどん打っていますが、日本はあまりそうではないんですよね。そこが是正されると面白くなりそうだなって思いますね。 まあ、台湾を旅するきっかけに食べ物だけでなく書店を巡るということもあってもいいのかなと思います。▼『本の未来を探す旅 台北』 朝日出版社 https://ee.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255010847/

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