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10月14日(月)のシェリーめぐみ from NY
ON THE PLANET
武田俊「シェリーめぐみ from NY!お話を伺うのは、ニューヨーク在住のジャーナリスト シェリーめぐみさんです。もしもしシェリーさん!」シェリーめぐみ「武田さーん、こんばんはー!」武田俊「こんばんは~今日も宜しくお願いします~」シェリーめぐみ「先週の台風は大丈夫でしたか?」武田俊「場所にもよりけりなんですけど、僕の自宅も結構風が強くてガタガタと窓が鳴って寝苦しかったですね」シェリーめぐみ「そうなんだ~…今でもまだ避難所にいらっしゃる方が…」武田俊「そうなんですよ」シェリーめぐみ「1日も早い復旧でね、おうちに帰れることを祈っています」武田俊「そうですね」「今日日本も休日ですね?ニューヨークもコロンバス・デーという休日なんです。コロンブスはアメリカ大陸発見した人なので、その記念するホリデーです」武田俊「なるほど」シェリーめぐみ「ニューヨークはイタリア系移民が作った街ですから盛大なパレードも行われています」武田俊「うん」シェリーめぐみ「ところが、カリフォルニアなどアメリカの半分の地域は、《indigenous people’s day》という先住民の日なんです」武田俊「ほ~」シェリーめぐみ「視点が逆ですね。コロンバスが侵略したわけですから、同じアメリカで歴史の解釈と表現が違う、非常に興味深い休日なんじゃないかなと思います」武田俊「面白いですね」シェリーめぐみ「そして比較的静かな今朝のニューヨーク、ウォール・ストリートジャーナル朝刊の真ん中に大きな写真で報道されていたのは、日本の台風でした」武田俊「そうだったんですね」シェリーめぐみ「水につかった街の様子が写真で出ていたんですが、ニューヨークタイムスも一面トップで、避難所で横たわるお年寄りの写真でした。今朝のABCのネットワークニュースでも被害の映像が流れました」武田俊「結構注目されていたんですね」シェリーめぐみ「今回の台風、アメリカで日本の台風がこれほど報道されたのは初めてだと思います。
今回これほど大きな報道がされた最大の理由は、もちろん首都東京が直撃され、
全国で大きな被害を出したこと」武田俊「うんうん」シェリーめぐみ「アメリカにもハリケーンはたくさんやってきますが、今回の台風19号、ハリケーンのレベルでいうとカテゴリー5という、大西洋でも1年に1つ発生するかしないかという最強のハリケーンなんですよ」武田俊「カテゴリー史上最も高い台風だったんですね」シェリーめぐみ「そうなんです!ハリケーンもサイクロンも台風も発生する場所が違うだけで、同じものなのです。それが東京直撃コースで太平洋を北上中というので先週からニュースに上がり始めていました」武田俊「そうなんですね」シェリーめぐみ「上陸した時はカテゴリー3だったそうなんですが、こんな強い台風が首都ワシントンやニューヨーク直撃というのはまずないです。聞いたことがありません」武田俊「あ、なるほど。そういう意味でも衝撃的な日本の台風だったんですね」シェリーめぐみ「そうなんです。びっくりなんです。
ところが7年前にハリケーン・サンディーというのがきて、上陸時はカテゴリー1だったんですね」武田俊「ありましたね」シェリーめぐみ「それでもマンハッタンにも大きな被害出て、対岸では半島ごと水につかったコミュニティもあって大変なショックだったんです。なのでニューヨーカーは今朝の新聞を見てそれを思い出したと思います」武田俊「なるほど」シェリーめぐみ「そこで注目されてくるのが、気候変動との関係です。先ほどカテゴリー5のハリケーンは滅多に来ないと言いましたが、調べてみると1年に2回以上(カテゴリー5が)来たのは、1932年、33年、61年、そこから40年以上飛んで、2005年、2007年、2017年、2019年と頻度が上がっているんです」武田俊「そうなんですね」シェリーめぐみ「2005年のハリケーン・カトリーナはニューオリンズ、2017年のマリアはプエルトリコ(未だに復旧していない地域も)、今年のドリアンはバハマに壊滅的被害をもたらしました」武田俊「うん…」シェリーめぐみ「それ以外にもカテゴリー4(先日日本に来た台風15号レベル)のハリケーンが各地で大洪水を引き起こしているんです」武田俊「うんうん」シェリーめぐみ「カテゴリー5に戻ると、実は先月のロレンゾ(ドリアンの後のハリケーン)はカテゴリー5のままこれまで最も北上したハリケーン。つまり熱帯地方に留まらず、温帯地方まで北上したんです」武田俊「うんうん」シェリーめぐみ「そして今回タイムスの記事では、台風もこれまでよりも強さを保ったまま北上している傾向を指摘しています。その理由として最近の学術記事を引用し、科学者11人のうち9人が、人の活動による地球温暖化が原因としていることも記述しています」武田俊「そうか~…」シェリーめぐみ「海水温が上がっているということがね…
温暖化対策はもちろん、災害の頻度が上がることが予想される中で、アメリカでももっと進んだ災害対策や避難方法、被災者の健康対策などの整備が強く求められています。日本と同じですね」武田俊「そうですね。言われて見ると北上しているのが分かりますし、あと日本の夏なんか年々異様な暑さですし…そういったことから温暖化が進んでいることを改めて感じました。対策は必要ですね。まずは台風19号の被害に遭われた方のケアを!」シェリーめぐみ「そうですね!」武田俊「シェリーさんありがとうございました!」★MEGUmedia.com: シェリーめぐみの”一歩踏み込んだ”NY情報マガジン"