番組一覧 > SUNDAY MORNING WAVE > ポッドキャスト > 【地震に自信を】最近の地震活動の特徴と今後の注意(2026年7月12日 今村文彦先生)
【地震に自信を】最近の地震活動の特徴と今後の注意(2026年7月12日 今村文彦先生)
最近の地震活動は、おもに日本海溝・プレート境界周辺でM7クラスの大規模な地震が連鎖している点が大きな特徴です。
2025年12月8日:青森県東方沖(M7.5、最大震度6強)
2026年4月20日:三陸沖(M7.7、最大震度5強)※太平洋岸に津波警報・注意報
2026年6月25日:岩手県沖(M7.2、最大震度6強)
そこでは、体に感じない速度で断層が動く「スロースリップ」(ゆっくりすべり)が観測されており、これが周辺のひずみを変化させ、一連の大規模地震を誘発している可能性が指摘されています。「未破壊領域」への応力集中も指摘されており、直近の岩手県沖の地震は、過去の巨大地震(1968年十勝沖地震など)の活動域の中で、これまで大きく割れずに残っていた「中央部」付近で発生しました。
一方、関東地方でも中規模地震が発生しています。4月1日の茨城県南部(M5.0、最大震度5弱),6月16日群馬・埼玉県(M5.5、最大震度5弱)、6月26日山梨県(M5.6、最大震度6弱)など、プレート境界を震源とする地震が散発的に発生しており、引き続き注意が必要です。
大きな地震が発生した直後は、さらに規模の大きな地震が続けて発生する確率が平常時よりも高まります。気象庁や内閣府から「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表された際は、数日〜1週間程度、すぐに避難できる態勢を整える。海域で発生する浅い大規模地震では、津波が発生します。「揺れたらすぐ、より高く安全な場所へ避難する」を徹底しましょう。また、屋内の安全対策の再点検や備蓄品の確認、家族間の連絡手段や安否確認方法を決めておくことも重要です。
ポッドキャスト配信中
【東北大学防災UPDATES!】崖地形との共存(2026年8月2日 森口周二先生)
災害科学国際研究所 災害評価・低減研究部門 計算安全工学研究分野教授 森口周二先生 2026年7月9日、仙台市太白区向山二丁目の
【地震に地震を】AI時代の防災・減災「哲学と学び」(2026年8月2日 今村文彦先生)
AIの進化に伴い様々な利活用が行われていますが、その中で、「倫理、哲学」や「問いを立てる力」が注目されています。特に、人命の確保や想定外の事態に直面する「防災・
【地震に自信を】カムチャッカ地震・津波から1年:遠地津波と酷暑避難の課題(2026年7月26日 今村文彦先生)
2025年7月30日に発生したカムチャツカ半島沖の巨大地震(M8.8/8.7)から1年が経過しました。日本国内での揺れは殆どなかったのですが、広範囲に津波警報・