7/1(水) レコレール・アップデーツ 【 日本の書店の未来 】中小企業診断士/元気ファクトリー代表取締役 小島俊一さん
📝レコレール・アップデーツ
毎日アップデートされる”世の中の今と小さな変化"をわかりやすく紐解いていきます。
中小企業診断士であり、元気ファクトリー代表取締役の小島俊一さんをお迎えし、日本の書店の未来について伺いました!
小島さんは出版取次大手・トーハンに入社後、
愛媛県を中心に店舗を構える明屋書店(はるやしょてん)で代表取締役を務め、経営を立て直したというご経験が。
日本全国で書店の閉店が相次いでいますが、その理由はよく言われる「活字離れ」や「ネット書店」のせいだけではないそう。
海外と比較しても、これほど書店が激減しているのは日本だけ。
日本の書店はこれまで、利益率の高い「雑誌・コミック」の売り上げに依存していましたが、その売り上げがピーク時より7割も減少。
また、海外の書店のような柔軟な動きができないことや、日本の業界特有のレギュレーションの厳しさも日本の書店減少に影響しているのだそう。
出版業界は「出版社 → 取次(問屋) → 書店」という流れで書籍が流通しています。
日本の書店は、売れ残った本をリスクなしで返品できる「委託販売」の仕組みがあり、全国で同じ価格で販売されています。
ローリスク・ローリターンな環境ゆえに、書店側が変わろうとしないことが課題だと小島さんはおっしゃっていました。
現状、書店の利益(粗利)は約22%程度しかなく、返品率は書籍で約36%にものぼります。
先日、大手書店15社が「返品率を20%に削減し、粗利率を30%に引き上げる」という共同声明を発表しましたが、
これを実現するための明確なロードマップと関係者全員の合意が今後の鍵となるそう。
書店が生き残るためのアイデアとして小島さんは、
人気作家の新刊発売時に、地元の放送局などと書店が協力して有料のトークショーや
サイン本付きの販売イベントなどを行うのも一つの方法だとおっしゃっていました。
ネット書店は「狙い撃ち」で本を買うのに便利ですが、町の本屋さんは「何か面白い本はないかな」という偶然の出会いを生み出してくれる場所。
ちょっとした幸せと出会える書店という空間の価値を改めて考える機会になりました。
📚2028年 街から書店が消える日 本屋再生!識者30人からのメッセージ
https://presidentstore.jp/category/BOOKS/002534.html
詳しくははradikoで!
radikoでは期間限定で聴くことができるので、ぜひチェックしてみてください✅
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