6/5(木)にお迎えしたのは・・・?(その1)

6月5日(木曜日)のレコレール!
14時台は缶詰博士の黒川勇人さんをお迎えしました!
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黒川さんは、これまで世界 53 カ国 1500 種類の缶詰を食べてきた、日本缶詰びん詰レトルト食品協会 公認の「缶詰博士」。
缶詰の魅力や文化・経済、非常食の新しい提案、缶詰にまつわる人間模様などを様々なメディアで発信しています。
まずは、缶詰の起源について。
イギリスやフランスが戦争をしていた19世紀初頭、フランスのニコラ・アペールが保存食の研究中に煮沸した瓶に食べ物を入れて、コルクで蓋をしてから、さらに瓶ごと煮沸すると、なぜか食べ物は腐らないことに気づいたことが缶詰の起源と言われており、日本に1871年長崎県の語学学校に伝わりそこから日本全国に広まったそうです。
非常食としてのイメージが強かった缶詰が食卓で見られるようになったきっかけ缶詰が岩手缶詰の『Ça va缶』。
2013年に東日本大震災からの復興を目指して発売された鯖の缶詰商品で、フランス語の「元気ですか?」=「サヴァ?」に掛けて震災で多くの人に支えられた東北の地から、全国へお声がけするイメージで名づけられた商品。
ポップな見た目と斬新な調理法で大ヒットし、その後のサバ缶ブームにも大きく貢献しましたが、鯖の不漁などが原因で製造が中止となっている。
次に紹介していただいたのが栃木県のパン・アキモトが作った、「パンのかんづめ(PANCAN)」。
開発のきっかけは、1995 年に起きた阪神大震災。
街のパン屋だった「パン・アキモト」の社長秋元さんは、震災発生直後に、パン2000食分を被災地に送ったが、現地で配られる頃には半分以上が傷んでおり、後日パンを受け取った人から、「保存できる軟らかいパンはないのか。もしないのなら秋元さんが作ればいい」という連絡を受け、秋元社長と工場長の2人が、日中の作業が終わった後、お店で真空パックにしたりパンを缶に詰めてみるなど試行錯誤を繰り返したが潰れてしまう、カビが発生するといった問題が発生。開発開始から1年後の1996年にパンの種を缶の中で発酵させ、そのままオーブンに入れて焼く方法でパンの缶詰を完成させたと言われています。
パンのかんづめを試食する由芽さん!
今日紹介していただいたエピソードはほんの一部です!
缶詰愛あふれる様々なエピソードが綴られた黒川さんの初めてのエッセイ本『缶詰だよ人生は』が現在発売中!
→https://honnoizumi.co.jp/book/2023/0820.html
黒川勇人さん、ありがとうございました!