8/26(水) レコレール・アップデーツ 【 「飛鳥・藤原の宮都」ユネスコ世界遺産に登録 】 世界遺産アカデミー 主任研究員 宮澤光さん
📝レコレール・アップデーツ
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先月新たに世界遺産に登録された奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」と、
世界遺産にはどんなものがあるのか、どうやって世界遺産になるのかなどについて、
NPO法人 世界遺産アカデミー 主任研究員の宮澤光さんにお話を伺いました。
飛鳥・藤原の宮都とは、 奈良県南部の明日香村・橿原市・桜井市にまたがる6世紀末から8世紀初頭(飛鳥時代)のこと。
「宮都(きゅうと)」とは、天皇のいる宮殿の周りに役人の住む都(官衙)が形成された場所を指します。
それまで天皇が変わるごとに遷都していたものが、飛鳥・藤原の地に定着したことで、
現在に繋がる「律令制に基づく中央集権国家」の形が築かれたのだそう。
飛鳥・藤原の宮都は計19件で構成されており、「石舞台古墳」や「高松塚古墳」なども含まれています。
飛鳥・藤原の宮都の遺産は広範囲に点在していますが、
自転車やスローモビリティなどを利用すれば1日で回ることも可能なだそうです。
特に明日香村は「明日香村特別措置法」という特別な法律で遺跡だけでなく周辺の景観まで厳重に守られているため、
バスを降りた瞬間タイムスリップしたようなのどかな風景が広がっています。
宮澤さんが実際にこの地を訪れたときは、大和三山にかかる満月がとても綺麗で、
飛鳥時代の人々も同じ景色を見ていたんだろうなと感じたそうです。
どうやって世界遺産になっていくんでしょうか?
世界遺産に登録されるには、まず各国の「暫定リスト(世界遺産候補のリスト) 」に載る必要があります。
日本では世界遺産になる可能性が極めて高いものしかリストに載らないため、
まずここに入ること自体が大きなハードルなんだそうです。
さらに、すでに似たような価値のものが国内外で世界遺産に登録されていると
新たに登録されるのは困難になるんだそうです。
世界遺産には「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産(文化と自然の両方の価値を持つ場所)」の3タイプがあります。
現在、日本の登録数は27件と世界で11番目に多く、国土の広さを考えると多いのだそう。
世界遺産に登録されたからといって、ユネスコや国から新たな支援や予算が出るわけではないのだそう。
観光客も一時的に増えることはありますが、長続きするとは限りません。
世界遺産に登録されることのメリットとというと、登録を目指す過程で
「遺産を守るための法律や保全計画、予算、スタッフなどの体制がしっかり整うこと」なんだそうです。
これによって、貴重な文化財が未来へと確実に受け継がれていくことこそが、最大のメリットと言えるのだそう。
詳しくははradikoで!
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