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高松城から江戸城まで!「海に面したお城=海城」の秘められた歴史と知恵を城マニアと深掘り

OCEAN BLINDNESS 〜私たちは海を知らない?〜
高松城から江戸城まで!「海に面したお城=海城」の秘められた歴史と知恵を城マニアと深掘り
今回のテーマは、「海とお城」。一見意外な組み合わせですが、実は深い歴史的・地理的背景があります。
そんな海とお城について一緒に深掘りしたゲストは、台湾出身で城マニア、東洋大学 経済特別講座担当講師で海洋政策研究所の主任研究員でもあるマイケル 黄 俊揚さん。
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自ら「城攻めマイケル」の異名を名乗るマイケルさんは、10歳の頃に日本の歴史漫画に魅せられ、戦国時代をテーマとした歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」にもハマったことからお城が大好きに!これまでに日本全国で100以上の城を巡ってきたそう!そんなマイケルさんに、海に面したお城=「海城」をテーマに、その成り立ちや役割を伺いました。

海城とは海や港、湾などの水辺に築かれた城のことで、香川県にある“高松城”、大分県にある“中津城”、愛媛県にある“今治城”など、瀬戸内海に面するお城が代表例。実は東京にもかつては海城があり、それが “江戸城”!現在の皇居一帯にあった江戸城は、400年以上前には海に面していたのです。
こうした海城は防衛拠点であると同時に、物資輸送や船の出入りに適した交通の要衝。建築資材や石垣を船で運び入れるなど、海や川を物流のインフラとして活用してきました。潮の満ち引きを利用して防衛力を高める工夫もあったとのことです。

また、瀬戸内海はかつて村上水軍などの「海賊」が活躍していた地域でもあり、その航海技術や知恵が城づくりに生かされました。そして、江戸時代には平和の象徴となり、当時 物流の大動脈だった“北前船”の航路と重なる場所に海城が建てられ、幕府からの信頼の証にもなったそうです。ちなみに北前船とは、大阪と北海道を結び、寄港地で物資を売買しながら経済と文化を運んだ大型商船です。

後半では、海城を現代の海洋政策や観光、地域活性化に生かす可能性について議論。海野さんは「海城は軍事拠点であると同時に景観を楽しむ場でもあったのでは」と話すと、マイケルさんも「城の立地は地理的に絶好の場所だった」と説明。実際に、駿府城のそばに静岡県庁、大阪城のそばに大阪府庁と、今の都道府県の庁舎はお城の隣に建てられていることが多いとのことです。それを聞いた万里恵さんは「(お城のある場所には)景色もあるし、美味しいものも集まる。旅行などに行く時に、お城がある場所に行けばいいものが集まっているんだよという考えはあまりなかった」とコメント。確かに、お城のまわりには観光スポットがたくさんありますよね!

さらに、海野さんは海城の町を「潮下町」と呼び、潮の流れを活かした新しいまちづくりのヒントになると提案、マイケルさんの今後の夢を伺うなど大盛り上がりだった「お城と海」の回は、AuDeeやSpotifyなどのPodcastで配信中!ぜひお聴きください!


♪今回のオンエアでお届けした楽曲♪
レキシ「真田記念日」
Fire EX. 「Keep on Going」
Tim McGraw「Highway Don't Care - (featuring Taylor Swift/Keith Urban)」

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