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アンモナイトはイカやタコの仲間って知ってた?4億年前の海に生きた古代生物の神秘を古生物学者が解説

OCEAN BLINDNESS 〜私たちは海を知らない?〜
アンモナイトはイカやタコの仲間って知ってた?4億年前の海に生きた古代生物の神秘を古生物学者が解説
今回のテーマは「アンモナイト」です。
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ゲストにお迎えしたのは、公益財団法人 深田地質研究所の主査研究員で古生物学者の相場大佑(あいば・だいすけ)さん。4億年前の海を生きた「アンモナイト」研究の第一人者です。
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番組冒頭、海野さんが紹介したのは「出版社の応接室で見た“古代の海”」。

「4メートルほどのテーブル一面にアンモナイトの化石が埋め込まれていたんです」と語った海野さん。番組で紹介していた写真がこちら!
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確かにビックリするぐらいアンモナイトだらけ!相場さんは「おそらく古生代デボン紀の岩石。約4億年前のものでしょう。オウムガイも入っています」と解説。その「石の中の海」に、スタジオも一気にタイムスリップしたようでした。

 

そもそもアンモナイトとはどんな生き物なのでしょう?相場さんによると、「4億年前に登場し、恐竜と同じ白亜紀に絶滅。渦巻き状の殻を持つが、実はイカやタコの仲間」だそう。貝の仲間だと思っている人が多そうですよね。さらに、「体の本体の部分の化石はなかなか出ない。世界で見つかっているのはほんの数例」とのこと。そのため実は、中身は想像で描かれている部分もわりと大きいんですって!皆さん、知っていましたか!? さらに、アンモナイトは、全世界で1万種以上いて、日本国内だと1000近くの種類がいるのだそう。

 

知らないことばかりで、パーソナリティのおふたりも疑問は尽きません。万里恵さんが「アンモナイトって、なんで渦巻いているんですか?」と問いかけると、相場さんがアンモナイトの進化について解説。もともとの祖先は棒状だったそうです。しかし、顎を持つ魚が現れて捕食されるようになると、泳ぎやすく身を守れる「巻いた形」に進化。生き残るためのデザインだったんですね。

 

そのほかにも、名前の由来や繁殖の秘密、そして絶滅した理由まで、アンモナイトについて隅から隅まで教えてくださいました。

 

後半では、相場さんのフィールドワークにも迫りました。「日本でも特に保存状態がいいのが北海道。10年以上通って、河原で石を割りながら調査しています」と話す相場さんは、これまでに、なんと新種を3つも発見しています。

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相場さんが発見した新種の異常巻きアンモナイト「ユーボストリコセラス・パープレクサム」

 

 

また、海外でもアンモナイト探しを行っており、「イギリスではビーチにたくさん落ちている」とアンモナイト博士ならではの情報も。そして、日本で見られるスポットもたくさんあるそうで、「東京・日本橋三越の建物や、地下鉄の三越前駅の壁にもたくさん埋まっていますよ」と教えてくださいました。ほかにも、福島県いわき市のアンモナイトセンターでは実際に化石発掘体験ができるそうです。

 

4億年の時を越えて、私たちの足元にも眠る“古代の海の記憶”。そんなロマンあふれる回は、AuDeeやSpotifyなどのPodcastで配信中です。ぜひお聴きください!

 

 

♪今回のオンエアでお届けした楽曲♪

藤井風「真っ白」

Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)Nice to Meet You

Taylor Swift「The Life of a Showgirl(feat.Sabrina Carpenter)

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