政治学者の中島岳志が、旬の政治的・社会的話題の本質に迫ります!今回のテーマは「土井善晴と一汁一菜」です。一汁一菜とは、ごはんを中心として、汁(みそ汁)と菜(おかず)それぞれ1品を合わせた和食の原点ともいえる食スタイルですが、そんな「一汁一菜」を土井さんは「南無阿弥陀佛」だと言います。「南無阿弥陀佛」は主に親鸞が開祖の浄土真宗などの念仏ですが、その親鸞の思想「他力本願」と土井さんの料理思想は密接に結びついています。そして、この親鸞の思想に出会ったきっかけは、生活文化運動「民藝」との出会いでした。家庭料理第一人者・土井善晴の料理思想のエッセンスに迫ります。