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『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第173回

「坂崎さんの番組」という番組
『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第173回
『ザ・フー(The Who)』 ★1964年、イギリス・ロンドンで結成。 メンバーはロジャー・ダルトリー(ボーカル/74歳)、 ピート・タウンゼント(ギター&ボーカル/73歳) ジョン・エントウィッスル(ベース/2002年57歳死去) キース・ムーン(ドラムス/1978年31歳死去)。 *1979年にキース・ムーンの後任として元【フェイセズ】の ケニー・ジョーンズが加入しています。 バンド結成当初は【ザ・ディトゥアーズ】と名乗っていましたが 同じ名前のバンドがいたことが判明。そこで、ピート・タウンゼントの友達が 半ば冗談で「【ザ・フー】(誰?)ってのは、どう?」と言ったのを ロジャー・ダルトリーが気に入り、この名前に決定。【ビートルズ】【ローリング・ストーンズ】と並び「イギリスの三大ロックバンド」 の一つに数えられる【ザ・フー】。 デビュー当時はイギリスの若者の間で流行していた“モッズ・カルチャー”を 代表するバンドとも評されています。 そんな“モッズ”の若者たちから支持を集めていた 彼らの記念すべきデビューシングルは、当時大ヒットしていた 【キンクス】の「ユー・リアリー・ガット・ミー」にインスパイアされたギターリフと シンプルな歌詞とメロディが若者に受けていました。 ♪アイ・キャント・エクスプレイン(I Can't Explain) *1965年・全英8位を記録。 全米では93位。★そして1965年、3枚目となるシングルが大ヒット。 イギリスでは一気にスターダムにのし上がっています。 ♪マイ・ジェネレーション(My Generation) *1965年・全英2位。全米では74位止まり。★当時ポール・マッカートニーは「ザ・フーの出現は 1965年の音楽シーンにおける再重要事項」というコメントを残しています。 本国イギリスでは順調な【ザ・フー】、 アメリカではなかなか認められませんでしたが、1967年に発表した曲が 全米9位を記録。アメリカでの初大ヒットとなっています。 ♪恋のマジック・アイ(I Can See For Miles) *1967年・全米9位。 しかし全英では10位と彼らにとっては不本意な結果となってます。★「恋のマジック・アイ」を境に、彼らはシングルヒットに頼る活動に 限界を感じていきます。 そこでアルバム志向を優先しピート・タウンゼントが長年構想を 温めてきたロック・オペラ『トミー』の制作を開始。 1969年、2枚組の大作『トミー』を発表。 その結果、全英アルバムチャート2位、全米でも4位を記録する大ヒット。 失敗すれば「解散」という危機から脱出。 その年に行なった、アルバム全曲をノンストップで再現する 「トミー・ツアー」は翌1970年12月まで続けられ大成功。 このアルバム『トミー』から先行発売されたシングルが次の曲。 ♪ピンンボールの魔術師(Pinball Wizard) *1969年・全英4位、全米19位を記録。★「トミー・ツアー」の大成功でライヴバンドとしての地位を確立した 【ザ・フー】は1970年に初のライヴアルバム『ライヴ・アット・リーズ』を発表。 ライヴアルバムとしては異例の大ヒット(全英3位/全米4位)となり、 この中からシングルは日本でヒットしました。 ♪サマータイム・ブルース(Summertime Blues) *1970年・全英38位/全米27位とふるいませんでしたが、 日本では【ザ・フー】のシングルとしては最大のセールスを記録。 *1958年にエディ・コクランが放った大ヒット曲のカヴァー。★この年(1970年)ピート・タウンゼントは『トミー』に続くロック・オペラ 『ライフハウス』を企画しますが、あまりの壮大なプロジェクトに、 メンバーをはじめレコード会社も内容に納得できず計画は中止。 そこで『ライフハウス』用に作った曲を中心に、翌1971年アルバム 『フーズ・ネクスト』をリリース。 バンド自体も乗り気ではなかったアルバムでしたが、評論家やファンには 高い評価を受け、バンドにとって全英アルバムチャートで初の1位を獲得 (全米でも4位)。 ♪無法の世界(Won't Get Fooled Again) *1971年・全英9位/全米15位。 一部では「テクノ・ミュージックによる初期のヒット曲」という評価のある曲。★その後1973年には『トミー』に続くロック・オペラ『四重人格』を発表 (全英/全米共に2位となる大ヒット)。 それに続き1975年にリリースされたのが、 アルバム『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』。 ♪スクイーズ・ボックス(Squeeze Box) *アルバム『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』からのシングル曲。 1975年・全英10位/全米16位。 プロデュースはグリン・ジョンズ。★1978年、前作同様グリン・ジョンズをプロデューサーに迎えて 作られたアルバム『フー・アー・ユー』発表。 ♪フー・アー・ユー(Who Are You) *アルバムのタイトル曲でシングルカットされた曲。 1978年・全英18位/全米14位。★アルバム『フー・アー・ユー』がリリースされた翌月(1978年9月7日) メンバーのキース・ムーンが、長年にわたる酒と薬物の影響で急死。 そのため、この『フー・アー・ユー』がオリジナルメンバー4人による 最後の作品となっています。 その後、元【フェイセズ】のケニー・ジョーンズが加入。 1981年、ケニー・ジョーンズ参加後、初となるアルバム 『フェイス・ダンシズ』を発表。 ♪ユー・ベター・ユー・ベット(You Better You Bet) *『フェイス・ダンシズ』からのシングル曲。 1981年・全英9位/全米18位。 *プロデュースは【イーグルス】を手がけたビル・シムジク。★1983年、ピート・タウンゼントが脱退を表明しバンドの解散が決定。 しかし、その2年後1985年のライヴ・エイドで最初の再結成。 その後、何度も解散と再結成を繰り返しつつもオリジナルメンバーである ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリー を中心に グループ活動は続けられています。

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