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動物の建築

デイリーフライヤー
動物の建築

今日は動物の建築というテーマでお送りしました!

動物の建築と聴いて、まず最初に思い浮かべるのは「ビーバーのダム」ではないでしょうか?
ビーバーは大規模な土木工事をおこなう変わった生態をもつ生き物です。
生息に適した川や湖がある場合はその土手に巣穴を掘りますが、
適当な場所がない場合は、その場所を自分で適した場所にします!
大きなものでは、長さ850mにも及ぶダムが作られることもあります。
ダムは、親・子・孫と、何十年にも渡って代々引き継がれ、巨大化することもあるようです。
ビーバーの巣は、ビーバーが作ったダムの中央付近に作られます。
巣は枝や泥を大量に積み上げて作られ、ドーム状になっています。
巣の中の部屋は、水面からでるように作りますが、入り口は水中にあります。
そのため、ビーバーを食べようとする敵は、
水中に潜ることができなければ、ビーバーの巣の中に侵入できません。
アメリカビーバーの天敵には、
コヨーテ、ピューマ、オオカミ、アメリカクロクマなどがいますが、
どれも泳ぎが得意ではないため、入り口が水中であることは、
これらの捕食者からの攻撃を防ぐ効果があると考えられています。

続いては、「ハタオリドリ」です。
ハタオリドリは、なんと巨大マンションを建設します。
その巨大マンションを建築するのは「シャカイハタオリ」
名前に「社会」と入っているくらい社会性のある鳥です。
南アフリカ北西部からボツワナ南西部にかけて分布し、
ナミビア北部に向けて分布を広げつつあります。
鳥が作る巣の中では最も大きく、多いときには400羽が一度に住むことができます。
また、同じ巣が100年以上にわたって使われることもあります。
巣の中には部屋があり、一つの部屋に一つの家族が住んでします。
まさに、巨大マンションなんです。
続いてご紹介した動物の建物は「ニホンミツバチ」の巣です。
実はのホンミツバチの巣は、「全自動エアコン付き」なんです。
ニホンミツバチの巣の中は、大切な卵や幼虫を健康に育てるために、
一年中、季節を問わず常に「35度前後」という温度に保たれています。
気温が上がり、巣の中が危険な温度になりそうになると、
働きバチたちは外から「水」を運んできて「打ち水」をします。
さらにたくさんのハチが一斉に激しく羽ばたきます。
すると、水が蒸発する時に周囲の熱を奪う「気化熱」により、巣の中の温度がスーッと下がるのです。
逆に、厳しい寒さの冬は、みんな巣の中心に集まり、ボールのような塊を作ります。
そして、飛ぶための筋肉を細かくブルブルと震わせて、肉体から熱を生み出します。
このハチたちの熱生産のおかげで、外が氷点下であっても、
巣の中心部分は常に30度以上という暖かさをキープしています。

 

続いては、地球上で「動物が作る最大の建造物」、「サンゴ礁」です。
サンゴは、海水から二酸化炭素とカルシウムを取り込み、「炭酸カルシウム」、
つまり石灰の硬い骨格を作ります。
柔らかい自分自身の体を守るための、とても頑丈な「家」を建てるわけです。
この固い家は、サンゴが寿命を迎えても残ります。
そして、新しいサンゴの赤ちゃんがその古い家を土台にして、 また上に新しい家を建て増ししていくのです。
これを数百年、数千年、何万年と途方もない時間をかけて、
何世代にもわたって繰り返していくことで、
巨大な「サンゴ礁」という一つの地形、島そのものが出来上がります。

 

最後は、フグが海底の砂地に作る、巨大で美しい「ミステリーサークル」です。
1995年頃から、鹿児島県の奄美大島の海底で、直径2メートルほどもある幾何学的な円形の模様が、
ダイバーによって何度も発見されていました。
この海底ミステリーサークルを作っていたのは、 「アマミホシゾラフグ」という、新種のフグでした。
サークルの直径は2メートルもあるのに、作っているフグの体長はわずか10センチほど。
そしてそのミステリーサークルを作るのは、オスでした。
このミステリーサークルの驚くべき機能!
なんと、フグにとっての「産婦人科」のベッドだったんです。

 

今日は「動物の建物」と題してお送りしました。
他にも巨大な塚を作るシロアリや、巨大地下帝国を作るプレーリードッグなど、
まだまだ、すごい建物を作る動物がいっぱいいます!

 

<本日の選曲>
M 大空港 / 離婚伝説
M 突破口 / SUPER BEAVER
M ホーム / aiko

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