JFN Pods

番組一覧 > デイリーフライヤー > お知らせ > 奇跡のローカル交通

奇跡のローカル交通

デイリーフライヤー
奇跡のローカル交通

今日は『奇跡のローカル交通』というテーマでお送りしました!

最初にご紹介したのは、
路面電車 宇都宮ライトレール「ライトライン」
「ライトライン」の最大のすごさは、
「完全新設の次世代型路面電車として開業初年度から黒字化を達成し、渋滞緩和や街の活性化といった劇的な効果を早くも生み出している点」です。
日本全国の地方都市が抱える課題の解決モデルとして、国内と、海外からも注目されています。

そんな路面電車ですが、広島の路面電車も話題です。
去年8月、JR広島駅に併設する駅ビルの2階に路面電車が乗り入れる 「駅前大橋ルート」が完成しました。
路面電車というと、文字通り「路面」を走っているイメージですが、
広島では駅ビルの2階に駅ができたんです。
駅ビルの吹き抜けには4つのホームが並び、路面電車が出入りする光景が 話題になりました。
こういった宇都宮や広島の路面電車は、
LRT「ライト・レール・トランジット」と呼ばれ、
バリアフリー性能の向上や、バスなど他の公共交通との連携を 重視した次世代型の路面電車となっています。

 

続いては、日本の次世代型路面電車のパイオニア、「富山市」です。
富山県の中心地、富山駅周辺は、かつては駅の北側と南側がJRの線路で分断されていて、
街の行き来が非常に不便でした。
しかし、北陸新幹線の開業と駅の高架化にあわせて、なんと駅の1階部分の真ん中を貫くように、
南北の路面電車の線路をつなげてしまったんです。
それだけではありません。
この環状線と、街の中心部とは逆の日本海に向かって走る路線を、
新幹線の駅で完全に接続させ、6の字のカタチにしました。
まさに日本が世界に誇る「地方交通の奇跡」と言える大成功モデルです。

 

続いては、全国の赤字ローカル線に希望の光を与えた、
茨城県の「ひたちなか海浜鉄道」のまさかの大逆転ストーリーです。
このひたちなか海浜鉄道も、少し前までは、
いつ廃止になってもおかしくない「超・赤字路線」でした。
しかし、公募で選ばれた新しい経営者と地元民が協力して、
駅で保護した猫を「駅猫」としてアピールしたり、
地元の高校生と一緒にイベントを企画したり、
古い駅舎をロケ地として売り込んだりと、アイデアを絞ってできることは何でもやりました。
特に、ローカル鉄道にありがちな、
「地元の人がほとんど鉄道に乗らない」という状況を変え、
本来の鉄道の役割である、「移動」を最優先しました。
その結果、地元の人たちが利用するようになり、観光客も増加。
そして今、地元の大きな観光資源である「国営ひたち海浜公園」まで、 3.1キロ延伸するという壮大なプロジェクトが進められています。

 

最後は、高知県の「フルフラットバス」の奇跡。
このフルフラットとは、高知駅前観光が独自開発したもので、
車内は3列、上下2段構造になっています。
靴を脱いでカプセルホテルのように完全に横になって、移動できるのが最大の特徴です。

 

今日は「奇跡のローカル交通」と題してお送りしました。
知恵と工夫、そして地元への熱い思いがあれば、
公共交通は単なる「乗り物」を超えて、街の未来を創りだすんですね。

 

<本日の選曲>
M 生活 / PEOPLE 1
M トレイン / ケツメイシ
M 路面電車の街 / 乃木坂46

最新のお知らせ

ポッドキャスト配信中