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デイリーフライヤー
塔

英語のタワーの「塔」ですね。

スペインのバルセロナにある、サグラダ・ファミリアの「イエスの塔」が

ついに2月に完成しました。

いつになったら完成するんだ?と言われているサグラダ・ファミリア。

140年以上にわたってバルセロナの街並みを見下ろしてきましたが、

建築家アントニ・ガウディの没後100年となる今年、

この大聖堂は完成に向けて大きな節目を迎えました。

2月には、中央塔の最上部の高さ150メートルを超える場所に、

ガラスと光沢のあるセラミックで作られた十字架が設置。

これにより、サグラダ・ファミリアは世界一高い教会となりました。

ただ、サグラダ・ファミリアはこの100年で、信仰の象徴だけではなく、

バルセロナそのものの象徴へと変わりました。

元々、ガウディは10年以内に完成すると考えていました。

サグラダ・ファミリアがガウディの存命中に完成しなかった主な理由は、資金不足です。

実は、サグラダ・ファミリアを発案したのはガウディではなく、

あるバルセロナの書店主が、1872年にローマを訪れたあとに構想したもので、

国やバチカンの支援を得ずに、すべて民間の寄付で建設する計画でした。

当初の設計は、アメリカ、ニューヨークのセント・パトリック大聖堂や

19世紀後半に再建された英国のウェストミンスター宮殿のように、

ネオ・ゴシック建設に見られる飛び梁や石像の影響を受けたものでした。

しかし、1880年代はじめにガウディが設計を引き継ぐと、設計が独特の様式に刷新。

ガウディはこれなら10年以内に完成するだろう!と考えていましたが、

当然、そうはなりませんでした。主に、資金不足が原因です。

19世紀後半のバルセロナでは、実業界の大物たちが競うように

派手な家を建てていて、ガウディが設計したものも多かったのですが、

大規模な大聖堂の建設資金を出そうという人はほぼいませんでした。

ガウディの死後、仕事場には構想が詳しく描かれた模型や図面が残されていましたが、10年後にスペイン内戦が勃発し、地下聖堂が放火されたせいで、資料の大半が失われてしまいました。

残されたメモから、後にガウディの弟子たちが復元を試みましたが、完成へ向かう道筋は不明瞭なままでした。

その後の数十年間は、芸術家や建築家たちがガウディの独特な様式と時代の美的感覚を調和させようと腐心し、建設の中止と再開が繰り返されることになります。

外観が完成した現在も、サグラダ・ファミリアの建設は終わっていません。今後の工事は内部の装飾が中心になっていくそうです。

本日の選曲

M1 RE-BIRTH / SPYAIR

M2 花の塔 / さユり

M3 遥 / LACCO TOWER

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