2月25日(火)のデリフラは・・・
デイリーフライヤー

今日は、最近にわかにブームとなってきている、「昭和モダン」 について、お話ししました。 そもそも昭和モダンとは、大正から昭和の初めにかけて、西洋の文化が日本に多く 入るようになり、それにともなって生まれた、和洋折衷の日本独自の文化のことです。 先ごろ、映画「小さいおうち」に出演する黒木華さんが、第64回ベルリン国際映画祭の 銀熊賞を受賞しましたが、この映画の舞台となる「おうち」が、当時の昭和モダンの建物を 忠実に再現したものとして、話題になっているんですね。 この映画の公開を記念して、これまた、昭和モダン建築の代表的な建物、日本橋三越本館の 1階で、「昭和モダンカフェ」がオープン。残念ながら、期間限定と言うことで、1月までで 閉店していますが、当時のカフェを再現した店内で、割烹着の店員さんにより、コーヒーや ケーキなどがサービスされていました。さらに、「昭和モダンブーム」のきっかけとも言われているのが、朝ドラ「ごちそうさん」です。 ドラマの中で、主人公「めいこ」の両親は、東京で洋食屋を経営しています。 この、洋食も、昭和モダンの象徴的なものですね。代表的なものが、オムライス、カレーライス、 コロッケ、エビフライ、ポーク・カツレツ(=トンカツ)などがです。 そして、そういったお店で食事をしていたのが、男性は、スーツにネクタイ、パナマ帽を かぶった姿。横にいるのは、キモノ姿の女性。よくイメージされる、髪の短い、スカート姿の 女性は、当時はまだ少なかったようですね。そこで、彼女たちがこだわったのは、キモノの柄。 アメリカや、ヨーロッパのデザインを取り入れるのが流行りだったようです。また、関東大震災のあと、復興ムードで作られた、いろいろな建物も、昭和モダンを代表する ものの一つ。東京でも、大手証券会社の本社ビル「日本橋本社ビル」が、モダンな建物と 人気を呼んでいます。実は現在でも、野村証券の本社として使われていますが、 やはり手狭なことから、実際には大手町など、他のビルに本社機能は移されているそうです。一方、昭和モダンに欠かせない存在なのが、モダンガールです。 新しい時代の、仕事もオシャレもバリバリのキャリアウーマン、といった感じの存在だったのが、 モダンガールなんですね。これに対してモダンボーイという言葉も存在しました。 いずれにせよ、モダン=現代的という意味ですね。 これは当時、「モガ、モボ」と訳されて、たいへんなブームとなりました。 「おれは村中で一番、モボだといわれた男」という歌が流行り、今で言う、OLの「職業婦人」 という言葉が、流行語になったんですね。まさに、「モガ、モボ」には、夢と希望が 詰まっていました。サスペンダーや山高帽子、ロイド眼鏡、女性の髪形のボブなど、当時の 流行が、かっこよく思えるのも、その頃のあふれる活気が、感じられるからかもしれませんね。オシャレで楽しいスローライフな「昭和モダン」、 今後もどんどん広がっていきそうですね。♪本日のOA楽曲♪ M. 「いるよ」 遊助 M. 「Panama」 VAN HALEN M. 「昭和モダン」 山崎まさよし
