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【東北大学防災UPDATES!】あらためて仙台防災枠組について考える(2026年4月5日 泉貴子先生)

SUNDAY MORNING WAVE

2026年4月5日 災害科学国際研究所 国際環境防災マネジメント研究分野教授 泉貴子先生

2015年の国連世界防災会議で「仙台防災枠組」が採択されてから、すでに11年が経ちました。仙台防災枠組には次の4つの優先行動:1.災害リスクの理解、2. 災害リスク・ガバナンスの強化、3. 防災への投資の促進、4. ビルド・バック・ベター(より良い復興)が掲げられました。2023年に実施された中間レビューによると、7つのグローバルターゲットのうち、国家レベルの防災戦略の策定は大きく進み、早期警報システムも多くの国で普及しました。一方で、重要インフラや基本サービスの被害削減、途上国への国際協力支援については進展が限定的であり、さらに、死者数・被災者数・経済損失といった災害被害そのものの削減についても、十分に進んでいるとは言い難い状況です。また近年、新しいリスクとして、複合災害や連鎖災害、そして「システミック・リスク」が指摘されています。システミック・リスクとは、災害による影響がエネルギー、食料、交通、経済などの社会システムに連鎖的に波及するリスクを指します。今後の防災では、こうした被害の連鎖や社会システムへの影響まで視野に入れた対策が、ますます重要になってくるでしょう。

 

 

【東北大学防災UPDATES!】あらためて仙台防災枠組について考える(2026年4月5日 泉貴子先生)

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