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【地震に自信を】ペット防災の強化へ ガイドライン改訂に向けて検討進む(2026年5月3日 今村文彦先生)
東日本大震災から15年が経過する中、災害時にペットと飼い主をどう守るかが改めて課題となっています。環境省では、過去の大規模災害の経験を踏まえ、自治体等が地域の状況に応じた人とペットの災害対策を検討する際の参考となるよう、平成30年に「人とペットの災害対策ガイドライン」を策定し周知を図ってきました。さらに、今年3月2日には「人とペットの災害対策ガイドライン」の改訂等に係る検討会(第4回)が開催され、改訂を検討しています。https://bousailog.com/news/20160316/
改訂版は主に自治体が活用することを想定しつつ、地域団体や飼い主にとっても参考になる内容となっています。特に重要なのは、「同行避難」と「同伴避難」を明確に区別した点です。同行避難は、一緒に避難所まで逃げることです。ただし、避難所内では「人間とペットの居住スペースは別(屋外テントや専用の別室)」となるのが一般的です。一方で同伴避難は、避難所内で人間とペットが同じ空間(同室)で過ごすこと。
多くの飼い主は「同伴避難(同じ部屋で過ごせる)」をイメージして避難所へ向かいますが、実際には別々の場所で管理されるケースが多く、「それなら可哀想だから」と避難所への受け入れを辞退してしまう事態が多発しています。最近は、「ペット同伴専用の避難所」をあらかじめ確保したり、動物の専門学校やペットホテルなどと災害時の受け入れ協定を結んだりする動きが出てきています。さらに、民間支援の拡大
NPO法人やボランティア団体が、被災地にペット用テントやキャンピングカーを派遣したり、仮設住宅での生活に向けた「しつけサポート」を継続的に行う活動も活発になっています。公的な支援には限界があるため、災害時にペットを守れるかどうかは「飼い主の日常の備え」にかかっています。