8/5(水) レコレール・アップデーツ 【 日本はスパイ天国? 】 元警視庁公安捜査官・セキュリティコンサルタント 松丸俊彦さん
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毎日アップデートされる”世の中の今と小さな変化"をわかりやすく紐解いていきます。
元警視庁公安捜査官で現在はセキュリティコンサルタントとしてドラマ『VIVANT Season2』の監修を務める松丸俊彦さんにお話を伺いました。
ドラマの監修では、公安警察のかたが「上司と歩く時の立ち位置」「部屋に入る順番」などの細かい部分を指導しているんだそう。
インターネット普及以前は、地下鉄の階段ですれ違いざまに物を渡す「フラッシュコンタクト」や、
神社のベンチの下に物を隠す「デッドドロップ」という手法が主流だったそう。
現在はインターネットやAI等の通信手段が発達しましたが、古い手法も併用されているため、対策はより複雑化しているんだそう。
公安警察の任務は尾行・監視、情報分析、取り調べや証拠収集など多岐にわたります。
その中の任務として、スパイと名刺交換をした人物(元自衛隊幹部や企業役員など)をマークし、
「騙されて情報を流していないか」を監視しているのだそう。
日本国内だけでなく、海外での任務も。
待ち合わせ場所に向かう場合だけでも、強盗や車上荒らしに遭うリスクがあり、
強盗に遭ってしまうとパソコンやICチップなどの「機密情報の漏洩」に直結するため、
常に命と情報漏洩の危険と隣り合わせだったんだそう。
スパイの目的は国家機密や軍事情報に限りません。
マスコミや政治家を取り込んで世論工作を行ったり、
民間企業の最先端技術(特許や軍事転用可能な技術)を狙うケースも。
外交特権を持つスパイの場合逮捕できないため、実際に摘発されるのは「情報を渡してしまった民間人」
松丸さんは、スパイ対策には法律以上に「民間の警戒力(リテラシー)を上げること」が重要だとおっしゃっていました。
最近では、SNSやメールを通じてヘッドハンティングを装ったり、共同研究を持ちかける手口も増えているそう。
スパイは映画の中だけの話ではなく、私たちのすぐ身近に潜んでいるかもしれないと認識し、
その手口を知ることが最大の対策法となるかもしれません。
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