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#28 真心のこもった「左京窯」の箒

COSMO みらいかぜ
#28 真心のこもった「左京窯」の箒
2023年もいよいよ年末に差し掛かり、大掃除の時期も近づいてきました。

今回お話を伺ったのは、青森県の階上町で
ご夫婦で箒工房を営む「佐京窯」の佐京三義さんです。

早速、箒作りの工程を伺いました。
そもそも、箒作りは年間を通して行われます。

春に土づくりをして箒の原料となる「ホウキモロコシ」の栽培がスタート。

夏の終わりに1本1本収穫し、収穫後は、脱穀~煮沸~天日乾燥。
仕分けを経て、やっと材料が出来上がります。


独特の「ちぢれ」を持った「ホウキモロコシ」を200本以上揃え

丁寧に編み込み、ようやく完成となります。

「ホウキモロコシ」を栽培しているのは、階上町では佐京さんだけ。
なぜ、箒を作ろうと思ったのでしょうか。

そのきっかけは岩手県に住む、50年間箒作りを営むご夫婦に出会ったこと。
5~6年弟子入りをして、箒作りを一から学んだ佐京さん。
そこから独立して今に至ります。

「面白かったから」という理由で箒作りを始めた佐京さんですが
元々は「縄文」をテーマに焼き物も作られています。

着る物や道具など、生活の道具の多くは縄文時代に作られたもの。
箒もその一つで、縄文のスピリッツがあると感じた佐京さん。

WEBサイトを拝見すると、非常に美しい箒が並びますが
箒は日用品であり、使われないと意味を成しません。

「箒は美しく作れば丈夫になる、これはイコールになっています。
雑に作れば壊れやすく、逆に美しく作るということはその箒には手間暇がかかっている証拠。」

これが佐京さんが作る箒の美学です。

手の掛けられた箒は長持ちします。
実際に、佐京さんの師匠の手元には30年以上も愛される箒があったそう。

現在は掃除機を使う家庭がほとんど。
「サステナブルの面や生活を構築していくという意味では箒の方がナチュラルでしょう」
そう話す佐京さん。

今一度、ご自宅のお掃除ツールに箒を取り入れることで
豊かさにつながるきっかけになるのかもしれません。

箒①.jpeg

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