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ごうちゃんの「照らすこころ」vol.19

ごうちゃんの「照らすこころ」

毎月第2火曜日ごうちゃんの「照らすこころ」

仏具店として、人そして、心を大切に接客を続ける
ごうちゃんの考え方や、人生を楽しく生きるための「きづき」や「きっかけ」を
お話いただきます。

照泰仏堂
HP:https://www.shoutaibutsudou.com/
岡山の仏壇店「照泰仏堂」(昭和53年設立)は、お客様の仏事の【とーたるさぽーと】を行う仏壇屋です。
お仏壇は唐木仏壇・金仏壇・モダン仏壇、合わせて随時100本以上展示。
お仏壇の移動・掃除・処分も承ります。
お仏具、位牌と文字彫サービス、線香・ローソク・神棚・神具、寺院用具、粗供養、満中陰志、各種返礼品、
オンラインショップ、雑貨など、幅広い品揃えとサービスでお客様の毎日に寄り添います。

50歳で転んで気づいた、人生を好転させる3つの逆転発想

1. 商業施設の前で派手に転ぶ

先日、50歳の節目に新しい財布を買い、ルンルン気分で歩いていた時のこと。

横断歩道の白線で滑り、思いきり派手に転んでしまいました。

擦り傷だらけになり、この年齢での激痛に普通なら「なんて日だ」と落ち込む場面。

しかし、私は飛び出した新しい財布を見つめながら、不思議とこう思ったのです。

「この痛みを感じられるのは、今、自分が生きている証拠。転んだことも含めて、ちょうど良かった」

この「ちょうど良かった」という口癖こそが、私の人生を支える魔法の言葉です。

 

今回のテーマは、「思い込みの力と波に乗っても調子に乗るな!」

32年前の甲子園や、現在のビジネスから学んだ「現状を好転させる逆転発想」をお話しします。

 

根拠のない「思い込み」が現実を書き換える

1994年。私は、関西(かんぜい)高校の野球部として甲子園の土を踏みました。

しかし、実力はレギュラーなれるかなれないか。

そんな私が夢の舞台に立てたのは、幼少期から母にかけられ続けた

「あんたは甲子園に行ける」という呪文のような言葉のおかげでした。

「思い込み」は、地方大会決勝、7回裏0対3で負けている絶体絶命の場面で真価を発揮します。

周囲が敗戦ムードに包まれる中、私だけは「負ける気がまったくしない。大丈夫だ」と確信していました。

「なりたい」と願うのではなく、すでに「なった自分」として予定調和の未来を生きる。

この圧倒的なイメージの力こそが、不可能と思える逆転劇を引き寄せる土台になります。

 

波に乗っても「調子に乗るな」:甲子園での苦い教訓

思い込みの力で夢を叶えた私ですが、甲子園で手痛い失敗を経験します。

「波に乗る(運を味方にする)」ことと「調子に乗る(謙虚さを失う)」ことの境界線を見誤ったのです。

憧れの舞台で浮き足立った私は、「テレビに少しでも長く映って、心配性の母に見せてあげたい」というエゴ(私欲)を

抱いてしまいました。

さらに、大一番で使い慣れたバットではなく、見栄えを気にして「新しいバット」を投入するという。

結果は、無残な3球三振。

運が良い時こそ、日々の積み重ねを淡々と実行しなければいけないのに、謙虚さを忘れてしまったのです。

しかし、これも今振り返れば「謙虚さを学ぶために、ちょうど良かった」。

 

「見える化」が不安を解消する:伝統とAIの融合

「具体的に見える化する力」は、現在私が経営する仏壇店「照泰仏堂」のサービスに活きています。

仏壇選びで最も大きいのは「自宅に置いた時のサイズや色が見当もつかない」という不安です。

そこでAIを駆使し、お客様の部屋の写真に仏壇をリアルに合成する「一発仏壇」というサービスを始めました。

高校時代、私が「優勝してマウンドに集まる瞬間」を鮮明に描いていたように、

お客様にも「仏壇のある生活」を鮮明にイメージしてもらう。

目に見える形にすることで、これからの供養に対する不安を「これなら大丈夫」という安心へ。

 

「生かされていること」に気づく夏

厳しい暑さが続く夏、つい文句を言いたくなりますが、私はこの暑さすらも「生きている実感」として

受け止めたいと思っています。

転んだ痛みも、肌を焼く熱気も、自分が「生かされている」ことに気づかせてくれる。

嫌なことも、思い通りにいかないことも、すべてを「ちょうど良かった」と受け入れることで、

人生は驚くほど軽やかに動き出します。

この夏、少しだけ足を止めて、自分を取り巻く「当たり前の奇跡」に目を向けてみてください。

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