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Vol.173 小豆島土庄町 未来へ繋ぐ祝い唄「石節」とは

香川しまびより

毎年8月に開催される「小豆島まつり」。そのオープニングで披露されるのが土庄町の郷土民謡「石節」です。波模様の着物に「寿」の扇子、尺八・太鼓・三味線の音色に乗せためでたい歌。「よいさーどっこい」の合いの手で会場が盛り上がります。

「石節」はいったいいつから、どんな時に、土庄町で歌われてきたのでしょうか?小豆島石節振興会のみなさんにお聞きしました。

400年以上前、大阪城築城時に石を切り出した際に歌われたと言われる「石節」。しかし石を切り出す作業中に歌うにはテンポがゆっくり。そのため、石の切り出しが終わった後の祝いの席で歌われたのでは?と振興会の高橋さん。

また、土庄町では昔からお祝いの時の余興の一番の出し物として「石節」が歌われてきたそう。家の棟上げや婚礼では参加者の年長が最初に石節を歌い、これがないと次の余興ができないほど重要なものだったそう。

歌われる機会が減ってきた中「石節を郷土芸能として残したい」という気持ちから、振興会を結成。歌い手、楽器、踊り手のみなさんが集まり、月に2回練習を行なっています。

黒板には歌詞が。「石節」は全国で謳われている純粋なお祝いの歌だそうですが、1番の歌詞は日本民謡大賞に出場するのを機にアレンジされているそう!「太閤さんの〜」と、大阪城のために石を切り出していた土庄町の風景が浮かぶ内容になっています。

振興会を10年前に立ち上げてから、見る人が喜んでくれるのはもちろん、出演依頼が来るようになったと高橋さん。同時に島の昔からのお祝いの風景が復活。地元が大好きなみなさんによって未来へ繋がれていく「石節」。大阪城築城500年を目指し、最も長いお祝い歌として継承していきたいとお話ししてくださいました。

◉「小豆島まつり」で石節を見てみよう!

8月2日(日)17:15〜土庄町富丘八幡神社馬場にて「第44回小豆島まつり」が開催され、オープニングで石節が披露されます。また、TVアニメ「からかい上手の高木さん」とのコラボイベントが決定。今回は、ベストエンディングテーマ上映会が行われます。打ち上げ花火や屋台、ステージイベントも行われますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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