番組一覧 > ごうちゃんの「照らすこころ」 > ポッドキャスト > 変わりたいのに変われない 現状維持を望む心のブレーキ 意の如く ~今 ここから~
変わりたいのに変われない 現状維持を望む心のブレーキ 意の如く ~今 ここから~
「自分を変えたいのに、どうしても一歩が踏み出せない」ーーそんな心の葛藤は、決してあなたが弱いからではありません。
心理学の「現状維持バイアス」と、仏教の真理「諸行無常」。
この2つの視点から、心のブレーキを外して軽やかに踏み出すためのお話。
1. ブレーキは「心が正常に動いている証拠」
〜自分を責めるのをやめる〜
新しい挑戦を前に不安になるのは、生物として備わっている防衛本能です。
現状維持バイアス: 私たちの脳には「今の場所が安全なら、そこを動かないのが最善」というプログラムが刻まれています。
慈しみの第一歩:「動けない自分はダメだ」と責めるのではなく、
「怖がっているのは、生命維持機能が正常に働いているからだ」と、まずは現状の自分を認めてあげましょう。
2. 「止まっていても守られない」と知る
〜諸行無常の真理を受け入れる〜
「何もしなければ、今の幸せが維持できる」というのは、実は思い込みに過ぎません。
諸行無常: この世のすべては移ろい、一瞬たりとも同じ形に留まることはありません。
静止は後退と同じ:世界が常に変化している以上、自分だけが同じ場所に留まろうとすると、
周囲から取り残され、結果的に状況は悪化してしまいます。
ポイント: 「守るためにこそ、動かなければならない」。この視点の転換が、停滞を抜け出す鍵となります。
3. 「何を失うのか?」を冷静に問い直す
〜主体的選択で人生の質を高める〜
変化を恐れるとき、私たちは「実体のない不安」を膨らませがちです。
喪失の正体:「失敗して傷つくこと」を恐れて何もしなくても、時間は過ぎ、今の状況はいずれ失われます。
後悔しないために:何もしないまま訪れる「受動的な喪失」よりも、自分で選んで行動した結果(たとえ失敗でも)の方が、
納得感を持って次のステップへ進めます。
4. エネルギーを「自分」から「相手」へ
〜視点をシフトしてブレーキを外す〜
「自分がどう見られるか」という自意識が、ブレーキを強く踏ませています。
自分軸から相手軸へ:「自分が傷つきたくない」という内向きの意識を、「誰のために何ができるか」という外向きの意識へシフトさせます。
慈悲の推進力: 誰かの困りごとを解決したい、笑顔が見たいという想いにフォーカスしたとき、
自己防衛の恐怖は、一歩を踏み出す力強いエネルギーへと変わります。
仏教には「冬は必ず春となる」という言葉があります。
すべてが移り変わる(無常である)からこそ、今の苦しみや停滞も永遠ではありません。
あなたが今、失うことを恐れて必死に守っているものは、10年後も同じ形でそこにあるでしょうか?
もし世界が止まってくれないのなら、自分を守るためのブレーキを少しだけ緩めてみてください。
誰かのために踏み出したその小さな一歩の先に、新しいあなたの季節が始まります。
ポッドキャスト配信中
物事を考える力『思考力』を磨く 意の如く~今 ここから~
会社に対して「怖い」という感情を抱くのは、心が発している非常に重要なサインです。 その正体不明の恐怖を、仏教の智慧である「思考の分解」を使って紐解き、心を整え
自己開示のさじ加減 どこまで心を開いていい? 意の如く~今 ここから~
相手との心の距離を適切に測り、真に伝わる言葉を届けるためのヒントのお話。 1. 「察して当たり前」 ~現代のコミュニケーション~ かつての「背中を見て覚え
ごうちゃんの「照らすこころ」vol.17
毎月第2火曜日ごうちゃんの「照らすこころ」仏具店として、人そして、心を大切に接客を続けるごうちゃんの考え方や、人生を楽しく生きるための「きづき」や「きっかけ