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宮崎駿も絶賛「君たちはどう生きるか」漫画化が成功した理由
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同作は、発行部数95万部。週間ベストセラー総合ランキングでも1位を獲得し、番組では“いま最も注目されている出版物”として紹介。原作は、1937年に出版された吉野源三郎による児童小説。漫画化を企画した鉄尾さんは「僕が読んだのは30年以上前。ちょっと説教くさいなというところもありつつ、すばらしい本であることは自分でもわかっていた。宮崎駿さんや池上彰さんが『この本は歴史的な名著だ』とインタビューでおっしゃっているのを聞き、その思いは強くなっていった」といいます。一方で、旧仮名づかいや時代設定も戦前であることから「若い世代は読まないだろう」と考えていたとか。ところが、編集部の若い世代からも支持を受けていると知り、「日本だと小説を漫画にするのが一番伝わりやすいのでは」と漫画化に挑戦したそうです。同作の舞台は昭和の始め。中学生の主人公・潤一は父親を亡くして母親とふたり暮らし。自宅の近所には母親の弟で、勤務先の出版社が倒産した元編集者「おじさん」が引っ越してきます。潤一は「おじさん」との交流から、生きることについてたくさんの気づきを得ていきます。鉄尾さんは2017年のいま、この本が売れた理由に“時代の共通性”を挙げます。「この本が書かれた80年前は、戦前の軍部が強くなって不安に感じていた時代。いまの日本でも豊かさの実感もなく少子高齢化による地方の過疎化など、不安な時代というのが同じようにある。そういう時代にはストレートでまっとうなことが響くんじゃないかと思った。名作が輝くような時代がいまなんじゃないかと思います」とのこと。また、鉄尾さんは少し前には“働き方の時代”があり、関連書籍が売れていたと分析。「でもいまは、“生き方を模索する時代”にだんだんシフトしてきて。そういう方にはこの本を読んでいただくと、ヒントみたいなものが隠されていると思う。若い人はもちろん、いくつになっても“生き方”を考え続けていらっしゃる方全てに読んでいただきたい」と述べていました。「漫画 君たちはどう生きるか」は、マガジンハウスから発売中です。
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