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岸博幸氏が断言、日本は“一流の国民、三流の政治家”
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“大義なき選挙”と言われてきた今回の衆議院選。結果的には自民党が圧勝したという見方が多いなか、岸さんは「決して自民党が勝ったわけではないと思っています」と言います。
というのも、各選挙区を見てみると野党が分裂したことで自民党が勝った、言わば漁夫の利を得ただけと指摘し、「そういう意味では自民党が完璧に信任されたわけではない」と岸さん。さらには、「すごく皮肉な言い方になって申し訳ないのですが……」と前置きしつつ、選挙後の報道を見て「一流の国民に三流の政治家という構図が改めて明らかになったと思います」と辛辣な意見を繰り広げます。今回なぜ野党が大敗したのか、その要因は希望の党から立候補し落選した候補者たちの選挙後の発言を見ていると明らかだと岸さんは言います。そこには希望の党代表の小池さんが悪いという声が数多く挙がっていますが、岸さんに言わせればそれはお門違い。
そして、「もともと小池さんは結構キツイ。はっきり言ってしまえば、性格が悪い人だということはわかるはずなんですよ」と衝撃発言が飛び出します。これには思わず中西も「は、はい……」と息をひそめていましたが、そんなことおかまいなしの岸さんは「これは私でさえわかっていますから」と止まりません。その上で、「そういう方(小池さん)のところに行くと決めた以上、結果的に負けたからといってそんなことを言ってはいけない。それなら最初から行くなということなんです。当選したいがために行ったように見える」と豪語。それが“三流の政治家”たる由縁のようです。
一方で、自民党の若い候補者たちはそんな人がいなかったと話す岸さんは、それだけに国民の選択肢が少なかったように見えたと話していました。また、そんな三流の政治家の構図と同じだと岸さんが指摘するのは、最近不祥事が多発している鉄鋼メーカーを筆頭にした大手企業。岸さん曰く、なぜ不祥事が起きたかと言えば、とりわけ鉄鋼メーカーは競争が厳しいなか経営陣が抜本的な対策をせず、コストカット等で現場に負担を強いた結果。
つまり、企業に置き換えれば「一流の現場に三流の経営陣」。不祥事が起きて5日後まで出てこない某メーカーの社長の姿こそその証拠だと岸さんは言います。では、そんな構図を変えるためにはどうすればいいのか、中西が尋ねてみると「国民が怒るしかないと思うんです」と岸さん。
与党に対する国民の怒りは支持率を下げることで証明できますが、一方で野党はというと……「よく考えたら、野党に対して国民の怒りはなかなか伝わらない。そういうファンクションがないからこそ、野党にだらしない政治家が多いのかなと思う」と岸さんは言います。
そして、そんな状況だからこそ「二大政党制になるはずない」と嘆き、国民はどんな形でもいいから怒りを証明すべきだと主張。たとえば、ネットへの書き込み、新聞への投稿、政治家の事務所に直接出向くもよし、そうやって野党に怒りを表すことの重要性を説き、「野党の政治家をしっかりと鍛える必要がある」と岸さんは訴えていました。
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