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鳥取県産“マンゴーキャロット”がブランディングで成功した理由
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農家の方々が心を込めて野菜を育てても、それだけで売れるわけではないのが現実。そこで今注目を集めているのが“野菜のブランディング”だそうで、「青果物ブランディングマイスター養成講座」ではそれを農家の方々に普及しています。この発想の根本は、野菜ソムリエ協会の福井理事長が商社マンだったころに遡ります。当時、福井理事長が利益率・前年度比120%を目標に、300~400件の農家さんにアドバイスをおこなっていたところ、このビジネスの成功率がおよそ80%でした。そこで、“この手法を全国に広げていくことによって日本の農家さんの収益や農業の価値を上げていけるのでは”と考えたことがきっかけだったと上原さんは言います。この講座のゴールは「農業を収益性の高いビジネスに変えること」だと上原さん。そのためには、まず野菜がどのような価値や特徴を持っているのかを“分解”することが大切なのだとか。
まずは野菜の品目・品種はもちろん、味や香りなど野菜そのものが持つ特徴や栽培方法の違いをしっかりと理解します。そして、マーケティングや農業をビジネス化するための基礎を学び、野菜に合った販路を見つけていくためのアドバイスをしているそうです。上原さんがブランディングの成功事例として挙げたのが「野菜のネーミング」。
例えば、鳥取県産のにんじんにフルーティーで独特な風味があったことから「マンゴーキャロット」と名付け、ジュース用に販路を絞ったそうです。
「にんじんが苦手な人でも、マンゴーキャロットと聞いたら飲んでみようという気持ちになりやすいですよね」と高橋はそのネーミングセンスに感心していました。上原さんからさらなる成功例として紹介されたのは「なよろ星空雪見法蓮草」という、北海道の名寄地域で栽培されているほうれんそう。上原さん曰く雪の下で育てられるため糖度が高いものの、値段が少し高くなかなか手に取ってもらうことが難しいという課題を抱えていたのだとか。そんなとき、これに“星空を見て育った”というストーリーを連想させるネーミングをしたことでほうれんそう自体の価値を上げることができたそうです。「青果物ブランディングマイスター養成講座」では、日本の農業への理解を深めるために、事例をもとにした講義や“ブランディングとは?”という核となる部分を掘り下げた論理的な授業をおこなっているそうです。これらの取り組みを聞いた2人は「とても勉強になりました!」と大きく頷いていました。
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