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「美女と野獣」「ラ・ラ・ランド」ヒット作の共通点は?
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2017年上半期の映画業界を振り返り、よしひろさんは「洋画ルネッサンス」というキーワードを挙げました。
「去年の下半期は『シン・ゴジラ』と『君の名は。』のヒットがずっと続いて『邦画ルネッサンス』だったんです。その反動かな、という気もします。なかでも印象に残ったのは『ラ・ラ・ランド』。アカデミー賞の作品賞は逃しましたが、ゴールデングローブ賞で7部門、最多の受賞をした作品です。この作品はとにかく最初の5分間が最高です。その後の展開について行けなかった人が結構いたとも聞きますが、いわゆるハリウッドオリジナルのミュージカルを真面目に作ったのって何年ぶりでしょう。これはもうルネッサンスの代表的な作品になるのではないかと思います」また、「ミニオンズ」で知られるイルミネーション・エンターテインメントのアニメーション作品「SING/シング」もヒットしました。
「こちらは動物の世界を舞台にしたミュージカル映画で、みんなが知っている洋楽のヒット曲がバンバン歌われる作品でした。日本語吹き替え版の方も非常に上手く、リピーターも続出してものすごいヒットとなりました」ミュージカルといえば、今年は「アナと雪の女王」が大ヒットしたディズニーの新作アニメ映画「モアナと伝説の海」も公開されました。
「ディズニーのアニメーションは『美女と野獣』のころから延々と続いているミュージカルものがここでまた復興したな、と思います。また、今回の作品の舞台はミクロネシアだったんですが、いわゆるヨーロッパや動物の世界ではなく、ミクロネシアの文化を取り入れてちゃんと多様性を描いていて、非常にディズニーらしいアニメーションでした」さらに、今年のディズニー映画では不朽の名作をエマ・ワトソン主演で実写化した「美女と野獣」も話題を呼んでいます。
「実写版『美女と野獣』は鉄板、ホントにいい映画! 私はオリジナル版のファンなんですけれど、実写版は元のファンもちゃんと取り込めるイメージ通りの映像に仕上がっていると思います。吹き替え版のほうも、ちゃんとミュージカル歌手の方を起用していて、歌唱力に定評のある方しか出てこないんです」と絶賛するよしひろさん。2017年上半期にミュージカル映画が公開されヒットした要因について、「たまたまミュージカル映画が続いている、というのもあるんですが、いま世界的にヒットする作品はアメコミかホラーのように軽く観られるもので、オリジナリティーを持った作品が非常に少なくなっている。そこに目をつけて、ミュージカルや音楽映画のほうに行ったんじゃないかと思います。これが日本でウケた理由ですが、『アナ雪』で実際に行われていた劇場で一緒に歌う上映や、あとは『恋ダンス』なんかで、皆が人前で歌ったり踊ったりすることに全く抵抗がなくなっちゃった。それもあってミュージカルというジャンル自体に抵抗がなくなったのではないかと思います」と分析していました。
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