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高校生が震災体験まとめた教科書を発行

中西哲生のクロノス 速水健朗のクロノス・フライデー
高校生が震災体験まとめた教科書を発行
「1000年後のいのちを守る会」は、東日本大震災で被災した宮城県女川町の女川中学校を母校とする生徒たちが立ち上げたプロジェクトです。ひとりひとりの経験を次の災害に活かしてほしい、そんな思いからまとめられた「女川いのちの教科書」ですが、そのコンセプトは「中学生にもわかりやすい防災の教科書」。本書の内容について、高校3年生になった阿部さんはこう語ります。「『小学1年生で足し算や引き算を習い、2年生で掛け算ができるように、自然災害についても段階を踏みながら教えていかなければいけないのでは』という友達の言葉がきっかけで教科書づくりが始まり、(『いのちの教科書』の)小学生版、中学生版、大人版を作ろうということになりました。今回発行されたのはその中学生版で、第一章は3月11日当日の経験を、第二章は私たちが活動をするきっかけになった社会科の授業の内容と(津波への)3つの対策。第三章は地震と津波の仕組みをわかりやすく説明したもので、第四章が(家族を亡くした)体験談、第五章は生徒が詠んだ(震災の)俳句、第六章はこれからについて、になっています」「女川いのちの教科書~1000年後の命を守るために~」は3月18日(土)、自費出版で300冊出版されます。 阿部さんは「辛い経験だから伝えたい、一人でも災害で命を落とす人が減ってほしい」と話していました。

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