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9.11に何かが起こる!? トランプ迷走発言で混乱増す人種差別問題

中西哲生のクロノス 速水健朗のクロノス・フライデー
アメリカ・ヴァージニア州での白人至上主義団体と反対派が衝突した事件は、トランプ大統領の二転三転する発言で混乱に拍車がかかっていますが、その背景にあるのはある銅像の撤去に関する問題でした。冷泉さんが語るところでは、南北戦争時の南軍の司令官ロバート・E・リーさんの銅像を奴隷制度の象徴だからと当初撤去する方向で決まりつつあったなか、それに対していわゆる白人至上主義者、KKKやネオナチといった人たちが白人のプライドはどうなるんだと反対運動を起こしたのが発端でした。そして、銅像撤去派とそれに反対する白人至上主義側が衝突し事件となったのですが、そこに油を注いだのがトランプ大統領です。最初は白人至上主義者とその反対派、両方とも悪いというようなことを言い炎上。その後、2日置いた14日(月)になって公式の記者会見で白人至上主義者や人種差別はダメだと考えを改めたのですが、その後のぶら下がり取材でやっぱり両方とも悪いと発言。これには冷泉さんも「本音としては、いわゆる人種差別に対して全く深刻さを理解していないという感じが出てしまいましたね」と話します。そんなトランプ大統領の言動について、アメリカのメディアでは批判が相次いでいるようです。冷泉さん曰く、こういった白人至上主義者の運動は、現在のアメリカ社会でのいわゆる常識や国の形として絶対に許してならないという意見が多数。そのためメディアでも最大限に批判し、なかにはお笑い番組でもこの問題に対して徹底的に特集するなど、かなり深刻な状況になっているとか。また、冷泉さんはこの問題が他のことに飛び火する可能性もあると言います。アメリカ全土で見れば白人至上主義者の数は少ないようですが、9月11日にはテキサスで彼らの集会があるようで、「そこはひとつ非常に気になる」と冷泉さん。一方で、端緒となった南軍の銅像はアメリカ国内のあちこちにあるようですが、現在はそれらをどんどん撤去しようという動きになっているそうです。とはいえ、トランプ大統領に関しては「大統領の威信というのは、もう一度しっかりと話をしないと全く回復しない可能性がありますね」と冷泉さんは言います。また、現在トランプ大統領は公式の記者会見の他、Twitterやぶら下がり取材と、大きく分けて3つの発言の場がありますが、メディアは後者のふたつが本音ではないかと厳しく批判しているそうです。そして、それがまた国民の大きな不安に繋がっているとも。 「やはりホワイトハウスというのは国の行政府ですから、組織で動かず、大統領が勝手に個人的な発言を繰り返していると、例えば大災害や安全保障の危機管理の際に大変になるのではないか、みんな非常に心配していますね」と冷泉さんはアメリカ国民の心情を代弁し締めくくりました。

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