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Netflix創業者が説く、“直感”の重要性
中西哲生のクロノス 速水健朗のクロノス・フライデー
アメリカ発のNetflixはいまや世界中で愛され、つい先日には近々世界加入者が1億人を突破する見通しだと発表しています。ここ日本にも2015年の9月に進出し、その後はフジテレビと組んで「テラスハウス」の新シーズンを配信したり、又吉直樹さんの芥川賞小説「火花」を映像化し自ら配信するとともに、パートナーシップを結んだNHKでも放送したりとさまざまな動きを見せています。しかし、Netflixは1997年の創業当初は今と異なり、ウェブサイトを介してのDVDレンタルと販売がメインでした。現在でもアメリカではDVDレンタルサービスは継続中ですが、DVDを借りることなくパソコンなどでコンテンツが視聴できるビデオオンデマンドのサービスを開始すると瞬く間に急成長。業界最大手の企業へと躍進したのです。
その舵取りをしているのがリード・エイスティングスさん。そんな彼が提言するビジネスにおけるキーワードのひとつは“直感を信じろ”ということです。現代社会においては多くの企業がビッグデータ(事業に役立つ知見を導出するための膨大なデータ)をもとに指針を決めていますが、彼はそれを肯定しつつも最終的な判断はいつも直感に委ねているそうです。ただ、そこで気をつけなければならないのは、それがただの思いつきではなく、物事を十分に理解した上で得られる直感であること。確かな閃きが導かれる土壌がないとそれは意味を成しません。とはいえ、直感が常に正しいのか正しくないのかはわかりません。しかし、それを試すひとつの手段として、ある企業のトップはこんなことをしているそうです。
それは二者択一を迫られた際にはサイコロを振り、1、3、5が出たらA案、2、4、6が出たらB案とします。そして、サイコロを振った結果“1”が出た……しかし、その方は“B案”にすると言ったそうです。
なぜかと言えば、彼は“1”が出た瞬間に“しまった!”と思ってしまったから。つまり、心の底ではA案に不安を感じていた……少しでもそう思ってしまったときは別の案にしているそうです。そうやって自分の直感を試しているんですね。方法は違えど、同じように何らかの方法で自分の直感を確認している方も多いと思います。そういったことで“直感力”を磨くことができると思いますが、それ以上に大事なのは前述のようにさまざまな知識を学ぶこと。その上で得られるのが“直感力”です。それこそが、大きな仕事をしていく上での鍵になるのではないでしょうか。
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