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多重債務者が「銀行カードローン」にすがる理由
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無担保の過剰融資が多重債務を助長しているとして問題となっている銀行のカードローンについて、先日大手銀行や主要な地方銀行が融資の審査を厳しくする方針を示しました。2006年に成立した改正貸金業法により、消費者金融では年収の3分の1を越える貸付は禁止されていましたが、銀行の場合はそうした規制の対象になっていませんでした。
そうした法律の抜け穴に加え、荻原さんはさらに「日銀のマイナス金利もありましたが、企業は内部留保がいっぱいあるためあまり借りません。そのため個人向けのカードローンに集中してしまったんです。とにかく貸したいのが先立って審査も甘くなっています」と指摘します。また、クレジットカードや銀行のカードローンなどで用いられるリボルビング方式(リボ払い)の返済に、カードローンで借りたお金が使われることも。
リボ払いは毎月一定額を返済するというもので、「例えば50万円借りても返済は月々1万円でいいですよ、という形式なのですが返済が延々と続くのが大変。ひと月に1万円を6年くらい払い続けて、総返済額は75万くらいになってしまうんです」とのこと。萩原さんは、銀行にとって多重債務者は“見えない爆弾”だと説明します。「毎月1万円でも返し続けている限りは、たくさんの金融機関からお金を借りていても銀行は把握できなかったりするんです。返せなくなったときに突然、いくつもの銀行からお金を借りていたことがわかる。銀行にとっては爆弾がどこにあるのかわからない状態です」銀行側の自主規制が進むカードローン問題、萩原さんは「(今後は)銀行にも消費者金融と同じような規制が入ってくると思います」と話していました。
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