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安倍総理「これまでにない脅威」発言に、岸博幸氏が覚えた違和感とは?
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日本時間29日午前6時ごろ、北朝鮮は日本海に向けて弾道ミサイルを発射。これを受け安倍総理は、“これまでにない深刻かつ重大な脅威”とインパクトのある発言で危機をアピールしましたが、岸さんはその言葉に大きな違和感を覚えたと言います。というのも、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したことは過去に4回あり、「当然かなり警戒すべきことではあるんですが」と前置きしつつ、あえて“これまでにない脅威”と言う以上は、それ相応の根拠を示さないといけないはず。ところが、総理は残念ながら会見ではそういったことを示していないんですね。そういう意味ではちょっと言葉が強すぎるのではないか」と岸さん。さらに、「総理はその後に政府としては発射直後からミサイルの動きを完全に把握していると言っているんですね。詳しいことはわかりませんが、本当に完全と断言できるのか」と続けます。とはいえ、岸さんはただ政府を非難するわけではなく、ミサイル発射から1時間ぐらいでNSC(国家安全保障会議)を開催したことなどについては高く評価。しかし、国民に伝える段階でここまで強い表現を使う必要があるのか、「悪く捉えれば、危機を煽っているような面もあるんじゃないか」と懸念を示していました。また、メディアの報道についても言及。
かつて、オリンピック招致の際に安倍総理が福島第一原発の事故について発言した“アンダーコントロール”という言葉をはじめ、これまで一部のメディアでは安倍総理の発言に関してことあるごとに非難してきました。しかし、今回の発言について批判しているメディアはひとつもなく、「要は共通の敵ができてしまうとメディアもこうなってしまうのか、というのが非常に怖いなと思っています」と岸さんは言います。そんな状況に岸さんは、「ニュースを聴く側が、発言自体が本当に大丈夫なのか、それを報じている側も客観的に報じているのかという点は注意しないといけないんじゃないかなと思いましたね」と注意を促していました。
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