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イスラム国の最大拠点モスル奪還、しかしまだまだ大きな問題が……

中西哲生のクロノス 速水健朗のクロノス・フライデー
現地時間9日、イラクのアバディ首相はイスラム国の最大拠点であった同国第二の都市モスルの奪還作戦に勝利したことを発表しました。 しかし、高橋さんの話ではイラクにおけるイスラム国の支配地域は狭まったものの、残された戦闘員たちは隣国のシリアに移っていると言います。そして、シリアでも追いつめられたときには各自それぞれの出身国に戻っていくことになるとも。 「テロが世界各地に広がるという不安は残りますね」と話すように、残念ながらまだまだ安心できる状況ではないようです。そして、勝利宣言が掲げられたモスルに関しても、実際には避難民のふりをした戦闘員が自爆テロを起こしているという情報も入っており、高橋さんも「いろいろなところに爆発物、爆弾などを隠し、仕掛け爆弾も残されていますから、それを除去するまでは安心できない」と指摘。さらに、モスルは約3年に渡ってイスラム国が支配していただけに、協力者への報復が始まる可能性も示唆しつつ、「街の復興の前に人々の心の復興がないと、なかなか前に進めないような状況だと思います」と話していました。また、街自体もイスラム国が最後まで抵抗したことで学校やモスクなどの生活インフラが破壊され、ほとんど機能しない状態にあるようですが、同じモスルの中でもいち早く解放された東側ではすでに日常生活が戻っているそうで、高橋さんは「イラクの人たちのたくましい生活力を見ることができますね」と、今後の復興を願うコメントを残していました。

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