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西武・森コーチの命奪った疑いの「人食いバクテリア」症状と対策は?

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そもそもあまり耳馴染みのない「溶連菌」。これは久住さん曰く、「溶血性レンサ球菌という細菌のことです。喉に炎症を起こすことが多く、その場合唾液を介して感染します」とのこと。決して珍しい菌ではないそうで、「溶連菌はかなりの割合で人の喉にいて、例えば症状がなくても、保育園や幼稚園の10パーセントから20パーセントの子供から検出されます。大人はデータがありませんが、溶連菌によって喉の炎症を起こすことはよくあります。症状がなくても、大人でも体に溶連菌がいることがあると思います」と話す久住さん。さらに、森コーチの死因とされる感染症について、「(森コーチのケースは)脚がどんどん腐ってくる感染症を起こす劇症型溶連菌感染症、いわゆる人食いバクテリアによる敗血症からの多臓器不全だと考えられます。もともと喉のところに住んでいる菌ですが、小さな傷から菌が入っていってどんどん悪さすることがあります。普段悪さをしない溶連菌がなぜ突然悪さをするのか、その経緯が分かっていないのでどういう人がなりやすいかも分からない非常にやっかいな病気です」と話してくれました。劇症型溶連菌感染症は年々報告数が増えており、国内で年間400名ほどが感染症にかかっているというデータもあるそうですが、今のところこれを予防する方法は分かっていないようです。久住さんは「できることは、疑いのある時点ですぐに抗生剤治療を開始すること。また、熱が出たり、脚などの筋肉を触ると強い痛みがあるというのが典型的な症状と言われています。脚に小さな傷があって腫れてくる、非常に痛みが強い場合は疑ったほうがいいと思います。細菌感染症の疑いがある場合は、適切な抗生剤を必要な量使う必要があります。基本的に市販されていませんから、医療機関を受診してください。一日のうちに命を落としてしまうくらい進行の早い病気ですから、夜中にそれを疑ったら救急病院に行くべきと考えられます」と警鐘を鳴らしていました。

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